テスト勉強#2 ページ13
「ねえなんでみんなで集まってんの」
「だって2年3年がみんな集まるのに1年集めないのは違うだろ」
「あ、もう2年組のドリンクバーも頼んでるからドリンクとってきなよ」
現地集合ということになっていたファミレスに2年メンバーで向かうとそこにはダンス部が全員揃っていた。
あべべが頭抱えてるのを横目に見ながら私は適当に空いてる席に荷物を放り投げてコップにカルピスを注ぎ席に戻って数学の提出物のワークを広げた。
「お、占部先輩が隣や！」
「おお康二くんだ。やっほ〜」
「ねえ康二くんずるい！僕も！」
「はいはいラウールくんはまたあとでね」
1年生の絡みを適当にあしらって提出物を始める。
数学はほぼパズルみたいなものだし割と簡単。
「なあなあ占部先輩」
「どうしたの康二くん」
「俺数学苦手なんやけど教えてもらえんやろか…」
「あ〜まあいっか」
1年生の数学は簡単だし私でも教えれるだろうと彼のテキストを覗き込む。
「…うわあ落書きばっか」
「あまりにもわからんでつい…」
なかなかに絵が上手いからこちらとしても起こりづらい。
渡辺くらいやばい絵描いてくれてたら怒りやすかったのに。
「ん〜でここにこれ代入して〜」
「え、待って何で？」
「え、さっき確認した公式がこれでしょ？だからこの数値そのままドン」
「おお〜！そういうことか！ほなこっちの問題やったらこの数値ドン？」
「そうそう」
彼は理解が早くて助かる。
ありがとうやで占部先輩！と喜ぶ彼に微笑み返し、カルピスを一口飲む。
ちょっとぬるくなってた。
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雪野真哉(プロフ) - すのたんさん» コメントありがとうございます♪リクエストのお話書かせていただきました！またリクエストお待ちしております♡ (3月18日 10時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
すのたん - コメント失礼します。いつも楽しみに見ています！宜しければ、主人公ちゃんが体調を崩してみんなに看病されるお話がみたいです！これからも応援しています！ (3月17日 23時) (レス) @page37 id: 9a44466ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月13日 16時
