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推し様は満足したのか私の手を引いて会議室を出た。
私はもちろん放心状態。
だって会社でキスだよ？何これ、なんのドラマですか？
「…A」
「あい…」
「好きだよ」
「へ、は、え？」
ふはと笑って先入ってるから顔赤いの何とかしてこいよと先に部署に入って行った推し様。
もう心臓破裂しそうだし、推し様がなんかいつもよりカッコ良く見えるし今日仕事できないかもしれません…
「何してんすかA先輩」
「うわああああ！？！？」
「え、うるさ」
「め、目黒くん」
「おはようございます」
いつも通りのすんとした顔で立っている目黒くん。
カバン持ってるから今出社してきたのかな。
「で、何してるんすか」
「え、いや、あはは…」
「今日は推し様〜ってしなくていいんすか？」
「い、いやするよ？するけどさ？なんか今日いつもよりカッコよく見えて…」
「いつも通りじゃないっすか」
「はぁ〜わかってないなぁ〜。いやわかってもらっちゃ困るんだけど」
「なんすかそれ」
早く仕事始めちゃいましょうよと先に入っていく目黒くんを追いかけて私も入る。
推し様がすっごい見てくるけどここで下手に騒いだらまた演技下手って言われるので声は出しません。
「やっぱ今日変っすねA先輩」
「名前で呼ぶな名前で。苗字にしておくれよ少年」
「じゃあ俺のことも蓮って呼んでいいっすよ」
「ん〜そうじゃなくてだな」
目黒くんに絡まれながら仕事に取り掛かる。
まあそうは言っても簡単なお仕事です。とっても。
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雪野真哉(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！もちろんそのつもりで書いております！今後女上司さんはヒロインちゃんの良き理解者として発展させていけたらいいなと個人的には思っております！今後も是非楽しみにしていてください！ (3月28日 8時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 女の先輩はどうか邪魔者じゃなくずっと良い先輩でいて欲しい。ただでさえ向井くん問題や会社に内緒にしている問題が解決していないんだ、あるある展開にはならず素敵な先輩でいてください^ ^ (3月27日 21時) (レス) @page6 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月25日 19時
