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給湯室に向かっていると、あ〜！！！と騒がしい声が後ろから聞こえてきた。
「うわ、すっごい嫌な予感」
「A見つけた！今朝は会えんかったから会えてうれしいわぁ！！！」
「…だと思ったよ」
「なあなあ今日こそ飲みにいこーやー」
「やだよ。てか康二業務は」
「今休憩してんねん！いや〜タイミング良すぎるわぁ〜！」
「…タイミング悪いんだよっ」
「なんでぇやぁ！！！」
ぎゃあぎゃあわめく康二を軽くスルーしながら給湯室に入る。
康二もそれに続いて入ってきてコーヒーをねだってくる。
「…自分で入れなよ」
「好きな人が入れてくれたのが飲みたいねん！」
「うわあ」
「うわあってなんやねん！」
少し面倒に思いながらもコーヒーを入れてやると、にこにこしながらコップンカーと言ってくる。日本語で言えばいいものを…
「じゃあ早く業務に戻りなさい」
「Aがぎゅーってしてくれたら行くわ！」
「じゃあ行かなくてよろしい」
「なんでぇ！」
「最近ダルがらみすんのはまってんの？」
「ぜんぜぇ〜ん！」
「うわぁうざぁ」
軽くふざけあって片手にコーヒーを持ち、並んで歩く。
こうやって軽口をたたいてる時が一番楽しいんだよね。
「なあA」
「なに？」
「ほんまに、あの推し様とやらとつきあってへんの？」
「…うん。つきあってないよ」
「そっか。じゃあさ、ほんまに俺のこと真剣に考えてほしいねん」
お願いな。と頭をポンポンとなでてからほなね！と自分の部署に入っていった。
さっきの推し様に見られてたら…
「…おいA」
「…ですよねぇ」
やっぱりタイミング悪かった。
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雪野真哉(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！もちろんそのつもりで書いております！今後女上司さんはヒロインちゃんの良き理解者として発展させていけたらいいなと個人的には思っております！今後も是非楽しみにしていてください！ (3月28日 8時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 女の先輩はどうか邪魔者じゃなくずっと良い先輩でいて欲しい。ただでさえ向井くん問題や会社に内緒にしている問題が解決していないんだ、あるある展開にはならず素敵な先輩でいてください^ ^ (3月27日 21時) (レス) @page6 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月25日 19時
