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「んでお前は何うなってんの？」
「電話が繋がらないんです！推し様に頼んでいただいたところに電話かけようとしたんですけど…」
「番号間違えてない？」
「はい！100回確認しましたね！」
「ふは！盛りすぎ」
推し様やっぱお前おもしれえな、と笑いながら電話の外線につなぐコードを確認した。
残念ながらそこはちゃんと繋げてた…たぶん。
「コード繋がってます…よね、？」
「そうだな。繋がってる」
「よかったぁ。まあいつもそのコードいつもつないだままにしてるから大丈夫なんですけどぉ」
「…」
「あ、嘘です嘘です！ちゃんと毎回繋ぎなおしてます！」
「…お前全然よくない」
「スミマセン」
少し怒られてしまったが、もう一回かけてみてと言われたので電話番号を打ち込んでいく。
「…お前…市外局番どうした」
「しがいきょくばん…とな、？」
「あほかお前」
「うわああそれかあああ」
ふはははは⤴と独特な笑い方で爆笑してる推し様。
そんな推し様を何事かと見つめる佐藤くん。
あんたさっきまで私に目もくれなかったでしょうが。
「はぁ〜お前まじおもしれえ」
「そんなに喜んでいただけるなんて光栄です♡推し様の笑顔見るためだけに生きてますから！」
「生きがいが思ったよりずっと小せえんだけど」
ほら、電話かけろよと頭に手を置かれ、急なファンサに顔を覆って悶えていると推し様は自分のデスクに戻っていってしまった。
少しだけ頭の上が寂しくなった。
…禿げてないよ！？
「はあ…この046が…046が…」
「はやくかけなよAさん」
「…あんた私のほうは見向きもしないねぇ…」
「まあ…向く理由もないかなって」
「なんかディスられた？」
ふふふと余裕そうに笑う佐藤くんにどこか宮館さんと同じ空気を感じてしまったが、とりあえず電話をかけ、なんとかできました。
一仕事終えたので給湯室に向かう。
まあ一仕事って言っても電話かけただけなんだけど！
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雪野真哉(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！もちろんそのつもりで書いております！今後女上司さんはヒロインちゃんの良き理解者として発展させていけたらいいなと個人的には思っております！今後も是非楽しみにしていてください！ (3月28日 8時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 女の先輩はどうか邪魔者じゃなくずっと良い先輩でいて欲しい。ただでさえ向井くん問題や会社に内緒にしている問題が解決していないんだ、あるある展開にはならず素敵な先輩でいてください^ ^ (3月27日 21時) (レス) @page6 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月25日 19時
