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部署に2人を引き連れて入ると既に出社していた何人かにすごい驚いた顔をされたけど気づいてないふりをして自分のデスクに直行する。
なんか視線を感じる気がするけど無視無視！
「…なあA」
「…なんでしょう」
「おい演技」コソッ
「あ、お、推し様天使様渡辺様ぁ！！！どどど、どうされましたかぁ！？」
「うん。うるさいな。ちょっとツラ貸せ」
「あ、あれ、私死ぬ？い、いや、ででででも推し様に殺されるならいいかもしれ、ない…こっ、ここにいる皆様ぁ！今日までありがとうございました！！！幸せな人生でした…」
「待て。それは俺が怒られるからやめろ」
いつも通りの2人を装い2人で部署をあとにする。
推し様についていくと、あまり使われていない会議室に入って行ったので私もそれについて入る。
「どうしたんですか？」
「…お前な、まず二つくらい言わせてくれ」
「はい！どうぞ！」
「まずお前は演技が絶妙に下手だ」
「あれ。思ってた反応と違う」
「なんだよさっきのは。いつもの数倍くらい声デカかったぞ」
「すみません…」
そうか…私は演技が下手なのか…
女優狙えるくらい上手くできてたと思ったのになぁ…
少し噛んだけど全然いけたと思ってたから残念すぎる。
「それから。お前。なんで今日あいつと出社してきてんの？」
「ああ。なんか出社してきたら康二が前から突進してきました」
「突進…？」
「…てかそれって嫉妬ですよね！？ね！？うわああ！！！嬉しすぎるぅぅぅぅぅ！！！今日は嫉妬記念日ですね！！！」
「まだそれ言ってんのかよ」
あ、でも今朝は人前で抱きしめられたから人前ハグ記念日でもあるなぁなんて考えてニヤニヤしてたら不機嫌顔の推し様に抱きしめられた。
「…お前は俺の女だろ」
「〜っ！！！TOから女に進化してるっ…きっと今日は命日…」
「なあ…他のやつと出社してきたらやだ…」
なんですかこの可愛い生物は！？
は、本当に同じ人種ですか？いや、ちがいますね。きっと天使です。天の使いですよはい。
じゃなきゃこんな可愛い人種いるわけがない。そう、きっとそうだ！！！
「うう…今日も推し様可愛い…無理…尊い…」
「…可愛いじゃなくてかっこいいって言えよ」
「それ言っちゃう時点で可愛いんですよ推し様ぁっ！！！」
可愛さに酔いしれてるといきなりキスをされた。
「かっ、会社ですよ！？」
「こういうシチュエーション、なんか憧れるじゃん」
まじで良くない！心臓に悪い！
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雪野真哉(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！もちろんそのつもりで書いております！今後女上司さんはヒロインちゃんの良き理解者として発展させていけたらいいなと個人的には思っております！今後も是非楽しみにしていてください！ (3月28日 8時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 女の先輩はどうか邪魔者じゃなくずっと良い先輩でいて欲しい。ただでさえ向井くん問題や会社に内緒にしている問題が解決していないんだ、あるある展開にはならず素敵な先輩でいてください^ ^ (3月27日 21時) (レス) @page6 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月25日 19時
