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「そんな…それなら言ってくれたら良かったのに、」
「心配かけたくなかったんじゃないの？知らないけど」
「じゃ、じゃあ別れてからたった一ヶ月くらいで私の前に出てきたのは、」
「ん〜？そこまではわかんないよ。でも女の子に捨てられちゃったんじゃない？まあなんにせよ辰哉くんにこうやって手を出しちゃったし悪いのは100％翔太くんになっちゃったけどね」
じゃあ俺らはここらへん失礼するよなんて言って病室を出ていこうとする大介と岩本さん。
「あ、忘れてた」
そう言って大介は私の座る椅子の前まで来て跪きパンプスを履かせてくれた。
「もう靴脱ぎ捨てたらダメでやんすよ、シンデレラさん」
「…Aです」
にゃはは〜それじゃあ翔太くんと警察行ってくんね〜と言いながら去って行った彼らの言葉に戸惑う。
翔太を警察に…？それはなんか…と思って辰哉の方を見たら彼はわかってるよ、行っておいでというように私に頷いた。
私も頷き返し2人を追いかけた。
「大介！待って、」
「どうしたの？」
「翔太を警察に連れていくの、待って」
「え、なんで？」
「ちょっとだけ、お話しさせて。翔太と」
そう言った私少し見つめたあと岩本さんの方を見る大介。
岩本さんは少し難しそうな顔をしていた。
「お願い。少しだけでいいの。あんなことを聞いたら、さすがこのままにはしておけない」
「そうは言っても…」
「お願い。お願いします」
2人に向かって頭を下げる。
いっそのこと土下座だってなんだってしてやる。そう思いながらお願いしますと言い続けた。
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雪野真哉(プロフ) - ずっきーにさん» 初めまして〜！ちょっと他の方とは違った話で楽しんでいただきたいと思ってるのでそう言っていただけて嬉しいです♡ (3月9日 15時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
ずっきーに(プロフ) - はじめまして！漫画から出てくるという他にない設定で面白いです！引き続き更新楽しみにしてますー！ (3月9日 14時) (レス) id: 386b7f6774 (このIDを非表示/違反報告)
雪野真哉(プロフ) - あたりんさん» ありがとうございます♡読みにくいとは思いますがこれからもどうぞよろしくお願いします！ (3月9日 12時) (レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！続きが気になります！試験頑張ってください！！ (3月9日 11時) (レス) id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月5日 18時
