37話 ページ42
バリバリバリバリッッッッ
出力を40％ほどに抑え、雷を放出した。
作戦通り、敵たちはひとかたまりになっているため一箇所に集中して打つだけで事足りる。
梅「とりあえず、第一関門突破って感じね。すごいわ3人とも」
「ふぅ・・・作戦うまくいってホントに良かった。こっからどうする？やっぱり助けを呼ぶのが最優先じゃない？」
梅雨ちゃんのおかげで無事、敵たちから離れた岸辺に着水した。
出「うん。このまま水辺に沿って広場を避けて、出口に向かうのが最善。でも敵が多すぎる・・・相澤先生、やっぱりムリを通して飛び込んだんだと思うんだ」
峰「え・・・？まさか緑谷バカバカバカ・・・」
出「邪魔になるようなことは考えてないよ！ただ、隙を見て・・・少しでも先生の負担を減らせればって・・・」
出久の気持ちはともよく分かる。特に私にとって相澤先生は、養子として育ててくれた恩人だ。大切な親なのだ。けれど、私たちはまだ卵。ヒヨッコにすらなれていない段階。そんな私たちが出て行ったところで・・・
「逆に足を引っ張る、か・・・悔しい」
こうしている間にも、目の前では激しい戦いが繰り広げられる。
その時
突然手がいっぱい付いた敵の隣に、ワープの黒い敵が現れた。何かを話している。と、思いきや
「____ゲームオーバーだ。帰ろっか」
「は？」
あっさりすぎやしないか____？
「けどもその前に、平和の象徴としての矜持を少しでも______へし折って帰ろう！」
バッ
いきなりこっちに手の敵が襲いかかってきた。
反射的に体が動き、梅雨ちゃんに伸びる手を掴む。
「____へえ。でもさ、そこ掴んでると・・・」
敵の五指が私の手に触れる。
マズイ。さっきこいつは個性で相澤先生の肘を崩していた。手が崩れる______！！
でも私の手が崩れることはなく、
「・・・本っ当かっこいいぜ。イレイザーヘッド」
敵の個性は“抹消”されていた。
その隙を狙って、出久のスマッシュが炸裂するが、それを防いだのは・・・
「うわ、脳みそ・・・？」
脳みそむき出しの大きな敵。
「____まさか」
スマッシュを______オールマイトの力を難なく受け止めた。こいつが、オールマイトを殺すための切り札・・・？
だとしたら、
「出久、危ない！はやく下がって！！」
ありったけの声で叫ぶ。
路地裏で暮らしていた時の知識を脳内で掻き集める。
その時
バアン！！
「私が来た！」
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ひよこだんご - スマホとiPodの両方を使い分けているので、コメント返信の時にIDが違う場合があるかもしれません。その時はあまり気にしないでください。 (2020年1月29日 17時) (
レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこだんご - 音羽さん» これからもこの作品共々、よろしくお願いします！ (2020年1月27日 18時) (レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこだんご - コメントありがとうございます！読んでくれて嬉しいです。お友達！？もちろんです。またここでお話ししましょう！更新頑張りますね。 (2020年1月27日 17時) (レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - あと私と占ツクでのお友達になってくれたらうれしいです！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - ナインと9www私気付がなかったw更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこだんご | 作成日時：2020年1月13日 1時
