16話 ページ20
「ぐぬぬぬぬぬぬぅぅぅぅっっ！！」
「ヘイヘイヘイヘイ何て座り心地のいい冷蔵庫だよ！」
出久は今、海浜公園でゴミを引っ張っていた。
Aは冷蔵庫の上に、オールマイトと一緒にちょこんと座っている。
「いーずくー！頑張れー！！」
「頑張るけどっ、オールマイト、274キロあるんでしょ・・・Aちゃんは軽いと思うし」
「いーや痩せちゃって255キロ」
「ん？軽そうに見える？一応これでも55キロあるよ？」
「女の子なんだから体重さらっと言わない！！」
「A少女は華奢なわりに、結構筋肉あるみたいだからね。さっき握力聞いたよ。46キロだってさ」
「・・・Aちゃん、4月の体力測定で先輩の記録係の人にびっくりされてたもんね」
「これでも鍛えてますから！！ヒーロー志望なんで！それに個性上、身１つでも戦えるようにしておきたいですしね。それにしても、なんで出久はここでゴミ引っ張ってるんですか？」
私は純粋な疑問をぶつけた。だってそうじゃん、力も譲渡せず、いきなり筋トレだよ？
「それはアレさ！彼、器じゃないもの」
そう言いながら、出久をパシャパシャ撮るオールマイト。
オールマイトがスマホ持つと、スマホがすごく小さく見える・・・
「え！！？おっしゃってる事が前と真逆！！」
「確かに。前は、力を受け継ぐに値する、とか言ってませんでしたっけ？」
驚く私たちに、オールマイトは、生半可な体ではワンフォーオールを受け取り切れば四肢がもげ爆散してしまうことを説明してくれた。
「「四肢が！！！」」
あと、トレーニングのためだけでなく、ヒーローへの第一歩としてのゴミ掃除だということも。
「・・・なんか私もやりたくなってきた」
「なら、A少女は向こうのほうをやってくるといい！緑谷少年の担当外のエリアだ！」
「よっしゃ！行ってきます！！」
そこから地獄の猛特訓は幕を開けた。
そんなある日のこと
ズサッ
「出久！？」
「______君、プラン守ってないだろ」
「えっ・・・出久、やりすぎたら逆効果だよ？」
「でも僕は、他の人より何倍も頑張らないとダメなんだ！！」
____見据えていたのは、はるか先。
「しかし、それなら尚更焦っちゃダメだろ！？気持ちは受け取った！オジサン・・・ちょっとプラン調整する！」
「「オールマイトはおじさんじゃないです・・・/！！！」」
入試当日
「わあああああああ！！」
「・・・出久、すごい。担当外の区域までやっちゃったよ・・・」
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ひよこだんご - スマホとiPodの両方を使い分けているので、コメント返信の時にIDが違う場合があるかもしれません。その時はあまり気にしないでください。 (2020年1月29日 17時) (
レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこだんご - 音羽さん» これからもこの作品共々、よろしくお願いします！ (2020年1月27日 18時) (レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこだんご - コメントありがとうございます！読んでくれて嬉しいです。お友達！？もちろんです。またここでお話ししましょう！更新頑張りますね。 (2020年1月27日 17時) (レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - あと私と占ツクでのお友達になってくれたらうれしいです！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - ナインと9www私気付がなかったw更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこだんご | 作成日時：2020年1月13日 1時
