14話 ページ17
ビルから降りて、帰路に着く。
帰りながら、放課後あったことを出久から聞いた。
「え、ノート爆破してポイ！？しかもその上ワンチャンダイブとか・・・ほんとありえない」
ドォォォォン
気がつくと、商店街の前に来ていた。こっちに家はない。商店街では、ヘドロのような敵が暴れている。おそらくさっき屋上で聞こえた爆発音はこれだろう。
「なんかクセで来ちゃったね」
隣を見ると、出久の顔が固まっていた。どうしたんだろう。
ヘドロ敵の方に視線を戻すと・・・
「！？かっちゃん！？」
ダッッ
私が叫ぶのと同時に、出久が飛び出した。助ける気だ。なら、手伝うっきゃない！！
「出久！！」
出久はきっと、シンリンカムイを参考にするだろう。そう思った私は、出久に向かって辞書の入った思いカバンを投げた。
出久は自分のカバンと私の投げたカバンをしぇい！！っとヘドロヴィランに投げつけた。
やっぱり出久は誰よりもヒーローだ。
誰一人ヒーローが動かない中、飛び出したのは無個性の中学生。
「やっぱりあんたはすごいよ、出久」
「デトロイトスマッシュ！！」
「オールマイト！！時間がもうなくてしんどいはずなのに・・・」
「プロはいつだって命がけ！！」
そっか。出久が、出久の起こした行動が1人のヒーローを、平和の象徴を動かしたんだ。
天気が変わるほどの力を。
「雨だ」
私と出久はヒーローたちにこっぴどく叱られた。
かっちゃんは賞賛されていたのが、なんか腑に落ちなかったが。
「デク！！テメェに助けを求めてなんかねえぞ・・・！見下すなよ俺を！！」
「タフだねえ」
「うん、、、でも、よかったよ。これでちゃんと身の丈にあった将来を」
「私が来た！！」
「オールマイト！？」
「少年！って、さっきの少女もいるのか、、、まあ、君も私の秘密を知ったわけだし、さっきの事件でも行動を起こしていた。君も話を聞いても構わないだろう」
「改めて少年少女。礼と訂正・・・そして少年に提案をしに来たんだ。君がいなければ・・・君の身の丈を聞いてなければ、口先だけのニセ筋になるところだった！！ありがとう！！」
「そんな・・・いや、そもそも僕が悪いんです。仕事の邪魔して・・・無個性なくせに生意気なこと言って・・・」
「そうさ！！あの場の誰でもない、小心者で無個性の神だったから！！！私は動かされた！！
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ひよこだんご - スマホとiPodの両方を使い分けているので、コメント返信の時にIDが違う場合があるかもしれません。その時はあまり気にしないでください。 (2020年1月29日 17時) (
レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこだんご - 音羽さん» これからもこの作品共々、よろしくお願いします！ (2020年1月27日 18時) (レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこだんご - コメントありがとうございます！読んでくれて嬉しいです。お友達！？もちろんです。またここでお話ししましょう！更新頑張りますね。 (2020年1月27日 17時) (レス) id: 25239a734a (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - あと私と占ツクでのお友達になってくれたらうれしいです！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - ナインと9www私気付がなかったw更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 724d57d12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこだんご | 作成日時：2020年1月13日 1時
