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『上手く当たんねぇ癖に銃持って調子に乗ってんじゃね〜よ、こちとら結構痛いんだぞ莫ァ迦』
倒れた男を見て舌打ちし、僕は傷口を抑える
中也「手前、段々と俺の大っ嫌いな奴に似てきてないか？」
『あ〜、太宰さんですよね。嫌ですよあんな包帯ぐるぐる巻きで仕事もしない木乃伊と似てるなんて』
中也「お、おう……？すまねぇ……？止血用にこれ使え」
そう云い、中也さんは止血帯を僕に投げる
『あ、いえ、汚してしまうのも悪いので結構です。返しにポートマフィアに行くのも面倒ですので』
そう云い中也さんに止血帯を投げ返した
てかどこから止血帯出したこの人
中也「駄目だ。別に返さなくても良いから止血しろよ」
『結構です。放っておいたら血なんて止まります』
『それより、この男どうしますか』
また中也さんに何か云われる前に、僕は男に目を向けた
『一時発狂で気絶してるだけですが、後々なにかの障害があるかも知れませんね。PTSDで記憶飛んでるかもしれませんし』
中也「そんなヤワか？」
『まあ、結構ヤバいんですよ。五感遮断って』
中也「そういうもんか」
そう云い、中也さんは少し何かを考える
中也「……なら、この男ウチに持って帰っていいか」
『あ、どうぞ。社長には言い訳しときますから』
もしコイツが記憶飛んで無かったら、僕の異能が探偵社に知られるかもだし
それは避けたいよなぁ
中也「すまねぇな」
『いえ。運ぶと云う面倒臭い事をしなくて済んだので』
中也「んだそれ」
男を異能力で浮かし乍ら笑う中也さん
やっぱり中也さんってイケメンだよなぁ
顔良くて金持ちで性格良くて家事も出来てって
『中也さんってモテますよね』
中也「はぁ！？き、急に何云ってんだ手前」
反応ウブだなぁ可愛い
元上司に可愛いは失礼か
『いえ、何となく思っただけです』
中也「そ、そうか……。まあ、俺の事をなんも知らねぇ奴からの逆ナンはされるが……断ってるしな。いつ死ぬかも判んねェ場所なんだ。俺が先に死んで、残される方が可哀想だろ」
中也「それに、俺の彼女になったからって、黒社会の奴らとか俺に恨みを持ってる奴らから狙われたら、守りきれる自信がねぇしな」
中也「だから、相手は作らねぇ。ま、任務は別だがな」
『へぇ〜……』
うっわイケメン
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黒蜜おもち - 続き、楽しみにしています。頑張ってください！ (1月13日 18時) (
レス) id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
コロッk - 最後の人誰⁉もう気になりすぎます‼続き楽しみにしてます✨ (10月9日 23時) (レス) id: da276811c6 (このIDを非表示/違反報告)
ガザニア(プロフ) - 玲愛さんナツメグティー嫌な予感しかないです…うちのクラスにもこう言う子がいてなんか私ターゲットなってるのでこの話見てるとスッキリします（？） (10月8日 16時) (レス) @page33 id: 3f25d5875e (このIDを非表示/違反報告)
レベ - まさか、玲愛さん、致死量のナツメグ入れてたりしないよね………？ (10月7日 13時) (レス) @page32 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ナツメグティー､､､嫌な予感しかしない､､､ (10月7日 4時) (レス) @page32 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2022年6月24日 0時
