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『ちなみに、僕が元ポートマフィアだという事は秘匿でお願いしますね』
しー、という風に人差し指を口の前で立てる
『というか、杏月は今どこに?まさか、帰ったとか云いませんよね?』
与謝野「ああ、杏月ならそこで寝てるよ」
与謝野女医の視線の先にある、カーテンが閉まったベッドの方へ行く
『おい杏月。はよ起きろ』
胴辺りに向けて軽く殴ると、うぐっという声と共に、杏月が目を開いた
杏月「……あのさ、もう少し優しく起こせねぇのか?俺一応体調悪いんだわ」
『知るか。僕を勝手に助けた戒めだと思え』
起き上がる杏月に冷たい目を送りながら、残り二人の方を見た
『で?自傷していた僕を見て、どう思いました?精神科に行け、変な奴だ、気持ち悪い、頭おかしい、等々。お好きなように僕に毒を吐いていいですよ』
相手からの反応で今後の対応が変わる
玲愛は絶対上記の事全部云うだろうな
太宰「私は別にどうとも」
『まぁ、そりゃそうでしょうね。太宰さんに自傷を否定されたら僕怒りますよ。貴方もしてたりするのに?って』
茶化すように笑う
与謝野「妾は……してもいいと、思う」
『……え?』
一瞬思考が停止する
いやだって、曖昧な言葉が返ってくるだろうなって思ってたら真坂の肯定意見
誰だって驚くだろ
与謝野「驚きはしたけど、そうやって精神を安定させる人が居るってのは知ってるし、そういう人に否定的な言葉を掛けてはいけないとも聞いた」
与謝野「でも、一番はそれをする事になった妾達が悪い、と思った」
与謝野「すまなかった」
謝る与謝野女医をぼんやりとみる
何をいまさら
ばかばかしい
『別に大丈夫ですよ。耐えられない僕が悪い』
与謝野「そんなこと、」
『で、誤解は解けましたか?』
与謝野女医が何か云い出したので、遮って云う
『誤解が解けない限り、僕は仕事場に行けず、頭のおかしい量の仕事が溜まるだけなので嫌なのですが』
太宰「それなら大丈夫だと思うよ。保証はしないけど。」
太宰「柏村くんが詰めたからね。多少睨まれはするだろうけど」
『その多少は多少では無いですよね、知ってます』
あぁ、元から悪い僕の立場が余計に悪くなるよ
作者から
お久しぶりです
一応公立には受かりました
小説書く気力が湧きませんでしたすみません
ブランクかな
コメントで気付きました、スランプですw
あと、昨日はちゅや誕でしたね、おめでとう中也
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黒蜜おもち - 続き、楽しみにしています。頑張ってください! (1月13日 18時) (レス) id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
コロッk - 最後の人誰⁉もう気になりすぎます‼続き楽しみにしてます✨ (10月9日 23時) (レス) id: da276811c6 (このIDを非表示/違反報告)
ガザニア(プロフ) - 玲愛さんナツメグティー嫌な予感しかないです…うちのクラスにもこう言う子がいてなんか私ターゲットなってるのでこの話見てるとスッキリします(?) (10月8日 16時) (レス) @page33 id: 3f25d5875e (このIDを非表示/違反報告)
レベ - まさか、玲愛さん、致死量のナツメグ入れてたりしないよね………? (10月7日 13時) (レス) @page32 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - ナツメグティー、、、嫌な予感しかしない、、、 (10月7日 4時) (レス) @page32 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2022年6月24日 0時