愛情を貰え過ぎた少女と愛情を貰えなかった少女【文スト】

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中也「首領！？」




『……ポートマフィアに入ってからの私の利益はなんですか？敵対組織から人を引き抜くんです。それ相応の利益が無いと』




森「そうだねぇ……高収入かな。探偵社なんか比べ物にならない程」




森「それに、君の悩みの種も無くなる」




そう云って森さんはニヤリと笑う




『悩みの種……ですか』




森「周りに対する反応を見て、Aくん。君は探偵社の浮いている存在なのだろう？」




『ええ、まあそうですが』




敦「自覚していたんですね……」




そう呟く敦くん




地味に聞こえてますよ




森「とても可哀想だね。でも安心して欲しい。ポートマフィアじゃ、君のその異能力は重宝されると同時に、君自身も重宝される」




森「なにしろ、元敵対組織の者だったのだからね」




『その場合、私が探偵社の情報を暴露しなくても、ですか？』



森「勿論」




微笑む森さん




本当に中年ロリコンですか？




『それは唆られる提案ですね。今直ぐにでもポートマフィアに移動しましょうか』




森「本当かい！？」




『……ですが、私は探偵社員ですしポートマフィアに移動しようとも思いませんよ』




あれ、意外って云う様な顔されましたね




敦くんは少し悲しそう




なんですか




そんなに私に居なくなって欲しいんですか




森「……何故だい？」




『ポートマフィアは探偵社よりブラック企業だと聞くので』




ブラック企業は嫌です




探偵社もまあまあブラック企業ですけれども




森「その様な単純な理由で……？」




『ま、そう云うのは建前です。本当の理由は別にありますよ』




私はする事がある




『それに……ポートマフィアは私の異能力と情報を買うのでしょう？そう云うの、私大っ嫌いなので』




異能力が人の存在価値になっている組織




彼奴らを思い出しますし




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森さんとやつがれの口調分からない

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