9 ページ10
*
(目黒side)
サッカー部の部活見学として
参加したつもりだった。
けれど先輩たちの言葉巧みな
コミュニケーションにより
気づけば仮入部することに。
は〜〜〜なんで俺がこんな事を....。
俺を仮入部にさせた渡辺さんって人
なんか少し苦手だ。
モテそうだけど
なんかちょっと怖い雰囲気。
悪い意味じゃないけどギラついてるというか。
渡辺「目黒くんサッカー経験者?」
目黒「はい。...いや、でも少しだけです」
渡辺「うそ!!めっちゃ上手いじゃん!」
目黒「そんなことは...」
渡辺「いーっや!才能あるって!!!」
目黒「いや.....」
渡辺「マジ凄いから!!!」
大きなその声に周りの外野が
こぞってこちらを覗いてきた。
.....興味のような視線が少し痛い。
渡辺さん、俺を入部させる為に盛ってんな
ガチでセールスマンかよ
渡辺「おま、サッカー部入れよ!」
目黒「いや、まだ悩み中で.....」
セールスマンのような
勢いの波に飲まれそうだった。
早くここから逃げ出したい。
内心そう思いながらボールを蹴ると
思いがこもり過ぎたのか
ボールはきれいな放物線を描きながら
何処かへ飛んでいってしまった。
795人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みい - 続きが読みたいです!!!!!!!!! (2020年3月24日 0時) (レス) id: 87366833f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名::Magu * | 作成日時:2020年2月8日 17時