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*
(目黒side)
目黒「すいません。ボール取ってきます」
あ〜〜やっと解放された。
その場からそそくさと逃げるように
ボールの方へと走り出す。
コロコロと速度が落ちながらも
転がるボールは見知らぬ男性の足に止まった。
?「これ君の?」
目黒「あ、はい。ありがとうございます」
?「新入生か〜。サッカー部希望なの?」
目黒「別に希望じゃないけど....」
?「悩んでるんだ」
目黒「....はい」
?「大丈夫。運命とは知らない間に僕たちを導いてくれるよ」
キョトンとした俺の顔を見るなり
くすりと笑いながら
「劇の台詞だよ。....大丈夫、頑張って!」
と元気付けてくれた。
この先生名前なんだっけ。
確か入学式の挨拶でいたような....。
モンモンと考えながら
小走りでグランドへと戻る。
目黒「すみません!今戻りました」
応援のおかげで少し軽くなった体は
知らない間にサッカーに没頭していた。
こんなに楽しいのはいつぶりだろう?
俺、やっぱりまだ
サッカーのこと好きだったんだな。
__あんな嫌なことがあったのに。
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みい - 続きが読みたいです!!!!!!!!! (2020年3月24日 0時) (レス) id: 87366833f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名::Magu * | 作成日時:2020年2月8日 17時