ドッペルゲンガーと妖怪探偵団 ページ9
トウマの言う通り、モケは煙状なせいか透けて物に触れていない。となるとまあ、
「俺達探偵団で預かっておこうか?」
「!?確かに私は持てないし誰かに預ける事になりますがあんな迷惑掛けて更にそんな事出来ませんよ!」
「でも、あなたは他に頼れる妖怪や人間はいるの?ナミヒト君はあの様子だと無理に近いんじゃない?」
「そ、それは…そうですが…そんなおこがましい事をさせるつもりなんて…。」
「そんな遠慮しなくても良いのに。別に何かするつもりも無いし他にも妖怪がいるし悪くはないと思うよ?」
モケは慌てて拒否していたが、現実的に預けるしかない事や周囲の説得に流され最終的には了承する事になった。
「じゃ、じゃあ…本当に良いんですね?迷惑じゃないんですよね?」
「さっきからそう言ってるじゃん!これからよろしくね!モケ!」
「よ、よろしく…お願いします…。」
よく表情は見えずとも、きっと戸惑いながらも笑っているだろうと分かった。それ位モケの雰囲気がさっきより和らいでいた。
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これにて主人公の妖怪モケと妖怪探偵団の出会いが終了です。これからモケは妖怪探偵団で過ごす事になります。
それに加えこれから短編がちょいちょい?出ると思います。まあ2話3話掛かるとは思いますが。
来週から期末テストがあるので更新速度はがた落ちだと思いますがこれからも読んでくれればと思います。…多分サボって更新するんだろうな。
…設定と矛盾?後の短編で理由が分かりますよそれがご都合展k((…すみませんミスです。
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「ところでミッチー達は?」
「あ、忘れてた。そういえばどうしたんだ「ナツメさーん!!その妖怪から離れて下さい!」いたわ。」
「ちょっと!あなたよくも私の服を破いてくれましたね!?」
「このミッチーのスーツに切れ込みを入れるとは…こいつただ者ではない!ナツメさんから離れろ!」
「モケ、もしかしてウィスパーとミッチーのも切ってたの?」
「あ、はい。でもその蛇っぽい方はやっぱいらないと思って止めましたけど…あ、切った布はこちらです。あの子の分も…すみませんでした。」
「どうしていらないと思ったの?」
「何か、湿ってたんで…。」
「寝ていると汗はかくものだからな!」
「筋肉、キモい、初対面に嫌われた。」
「気持ち悪。」
「はひぃん…。」
「決して嫌いな訳じゃ…ああぁ。」
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小鳥遊(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ!教えてくれてありがとうございます! (2019年4月1日 18時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - 小鳥遊さん» 何か…。がっかりさせてしまったようで申し訳ありません…。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - ピカヒカリさん» コメントありがとうございます!メダルウォーズって引き継ぎないんですね…頑張ります。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - こんにちは?です。はい、パックン出てうれしかったです。はい。(何かすみません…)バニートラップ、カッコよくて私も好きですよ。(シャドウサイドの中では上位です)やっていませんが、メダルウォーズの先行は確かデータ引継ぎありませんでしたよ。頑張って下さい。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - ありがとうございます!そう言って頂けると頑張れそうです…! (2019年3月6日 23時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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