ドッペルゲンガーと皮 ページ6
「なあ皆、あのスマホ見て何か思うか？」
「え？スマホ？いや別に…強いて言えばカバーが無い事、とか？」
「それだ！」
あのスマホには何のカバーもされていないんだ。けど見た限り傷一つ無いし…新品なのかな？
「なっ…何なんだよ…僕が何をしたってんだよ…。」
「ねぇ、ナミヒト君。そのスマホ新品？前に別のスマホ持ってたりした？」
「は？だから何？今目の前にヤバい奴いるじゃん！何でそんなに落ち着いてるんだよ！？」
聞く耳持ってんのか…じゃなくて、さっきのあいつのセリフからして前に持っていただろうスマホに関係があるだろう。
「ナミヒト君、ドッペルゲンガーは君が昔持っていただろうスマホに関係があると思うんだ。どうか話してくれない？」
「それ本当に？嘘じゃないよね？」
「本当にそうだから。」
「そ、そう…？なら言うけどさ、誰にも言わないでよ。えっと…
…お兄さん達が思う通り、僕は前に別のスマホを誕生日プレゼントとして貰ってたよ。赤くてカッコいい奴さ。
でも、お母さんとお父さんが「カバーは付けないと駄目」って言うからカバーも買って貰ったんだけどさ…それ色が黒だったんだよ？ダサくない？
「サイズに合うのがそれしかなかった」とか言ってさ。僕は折角の赤がそんな理由で隠れるのが嫌で、カバーをこっそり捨ようと思ったんだ。
近くの川ならバレないと思ったんだけど…その、うっかり手が滑って本体ごと落としちゃったんだよ。あれ外しにくかったんだもん…。
んで、怒られて何とか新しいの貰ったんだけど。まあ、青でもクールだし。で？これが何？」
何やってんだこいつ…でもなくて、今の話で分かったことがある。
「ドッペルゲンガー、お前の本体は捨てられたスマホカバーなんだな？」
「あ、ぁ…。」
当たりのようだ。ナミヒト君は信じられないといった顔をしている。てかスマホカバーて…まあいいか。
「さっき思念体とか言ってたけど、どうして実体を欲しがってるの？」
「な、ナミヒト君…私、じゃ駄目、だから……代用、作ってあげよ、って」
「えっと、カバーを作って渡そうとしてたの？」
「でも…今のまま、じゃ、触れない、から、その、皮、欲しく、て。」
それで「皮を頂戴」って…物騒だな。しかも何か矛盾してるような？いや、でも…
「今思ったけどさ、君の言う「皮」って「布」の事じゃないの？」
「え？」
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小鳥遊(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ！教えてくれてありがとうございます！ (2019年4月1日 18時) (
レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - 小鳥遊さん» 何か…。がっかりさせてしまったようで申し訳ありません…。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - ピカヒカリさん» コメントありがとうございます！メダルウォーズって引き継ぎないんですね…頑張ります。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - こんにちは？です。はい、パックン出てうれしかったです。はい。（何かすみません…）バニートラップ、カッコよくて私も好きですよ。（シャドウサイドの中では上位です）やっていませんが、メダルウォーズの先行は確かデータ引継ぎありませんでしたよ。頑張って下さい。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - ありがとうございます！そう言って頂けると頑張れそうです…！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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