植物とドッペルゲンガー続々 ページ21
ナミヒト君は自分の母親に対し何を思っていたのでしょうか…？うさ吉さんの話では冷たくされ、アズサさんの話ではそれなのに母親へ贈り物…何故？
「あれの花言葉も知らないでしょ？あれね、『温かい心』や『信じる心』ってのがあるの。それもその時伝えておけば良かったかな？」
「いえ、そんな…あの時すすめてくれただけでもとても感謝、しています！」
…でも、ナミヒト君にちゃんとスマホやそのカバーの私を買ってあげていたのです。きっと冷たいのは表面だけだったのでしょう。
だから、ナミヒト君もそれを分かっていて、贈り物にお花を考えたのでしょう。きっとそうです。そうに違いありません。本当に。
「それで、今日も贈り物？」
「あ、いや…その、」
「ナミヒト君は私の友達なんですよー。今日は私と一緒に買い物しようって話をしまして。」
「は、はい！それで、えっと、一輪だけ、買ってもらおうかな…って。」
ナツメさんのフォローもあり、私がそう言えばアズサさんは納得した様子で頷いてくれました。
その話の間もパックンさんは柔らかな笑顔でこちらを見ていました。そうだ、話が途切れていました。
「そ、そういえば…パックンさんはどうして、」
私が小声で話しかけると、相手も同じように小声で話してきます。本当の私の姿より小さいですが…何の植物の妖怪なんでしょうか。
「あ、貴方はナミヒト君ではなく別人なんですね？」
「はい…モケです。始めの名前の方です。ナミヒト君とは…その、妖怪になる前から会っていましたというか…えっと、密接？な関係でした。」
「そ、そうなんですね。ナミヒト君は私が妖怪になる前からアズサさんの言うように、この場に来ては私達植物を眺めていたんです。」
「その時から印象的でぼんやりと…それで、今日久しぶりに見たのでつい、呼びかけたら、」
私がうっかり反応してしまった、という訳みたいです。流石にナミヒト君妖怪は見えません。
「あれ？モケさん顔色が悪いというか…大丈夫ですか？」
「顔色は元々ですので…平気ですよ。」
顔色よりパックンさんが気にかけたのは表情でしょう。私自身冷や汗をかいている気分になっているのです。
「それより、お花…おすすめ、ありますか？」
「おすすめですか？そうですね…私はあのお花見が貴方にお似合いだと思いますよ！あれは…」
…私に親切にしてくれた皆さんにはこれは隠します。これは微かな記憶です。
＿＿ゴミ箱に、甘い香りの花が、
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小鳥遊(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ！教えてくれてありがとうございます！ (2019年4月1日 18時) (
レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - 小鳥遊さん» 何か…。がっかりさせてしまったようで申し訳ありません…。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - ピカヒカリさん» コメントありがとうございます！メダルウォーズって引き継ぎないんですね…頑張ります。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - こんにちは？です。はい、パックン出てうれしかったです。はい。（何かすみません…）バニートラップ、カッコよくて私も好きですよ。（シャドウサイドの中では上位です）やっていませんが、メダルウォーズの先行は確かデータ引継ぎありませんでしたよ。頑張って下さい。 (2019年4月1日 18時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - ありがとうございます！そう言って頂けると頑張れそうです…！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: f22be8bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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