89振り ページ42
仮面の男にぶつかった轟達はそのまま地面に落ちた
『轟そのまま奴を抑えてろ！！』
自分は一目散に轟達に向かう
だが、敵の仲間がそれを許すわけはなく
「Mr.避けろ」
敵の一人が轟達に向かって青い炎を繰り出した
「ぎゃあ……！！」
「グッ………！？」
『轟！！緑谷！！障子！！』
糞…あいつか……！！
私は青い炎を避けて炎を出した敵に刃を向けた
『はあああああああ！！！』
敵に向けた刀は首に辺りスパッと敵の首を斬り落とした
だが、互いに離れた首と胴は溶け出し、ドロドロに溶けてしまった
「分身が居なかったら危なかったな」
『ッ？！何！！』
敵に背後を取られてしまった
すぐさま敵との距離を取る
斬ったつもりだったが…分身だったのか奴の個性か？
そういえばあの仮面の男は何処に行った？！
見回すとパッと仮面の男がどこからともなく出てきた
炎の瞬間に個性で身を隠していたのだろう
「いってて…飛んで追ってくるとは！発送がトんでる」
なんとしてでもあいつだけは倒さなければ……！！
「三人共逃げるぞ！！」
男に飛びかかろうしたとき障子が言った
「今の行為でハッキリした…！！個性は分からんがさっきお前が散々見せびらかした───
右ポケットに入っていたこれが常闇・爆豪・神月だなエンターテイナー」
障子の手には3つのビー玉があった
あの男から奪い取ったのだ
「──ホホウ！あの短時間でよく…！さすが六本腕まさぐり上手め！」
「っしでかした！」
『このまま撤退するぞ！』
泉達を取り戻し逃げ出そうとした自分達だったが
突如自分達の目の前に黒いモヤが現れた
『ッ……何だこいつは…！！』
「ワープの……」
緑谷がポツリと呟く
黒いモヤは自分たちの前以外にも敵達の前にも現れていた
敵はモヤの中に躊躇なく入って行った
「合図から5分経ちました行きますよ、荼毘」
「まて、まだ目標が……」
「あぁ……アレはどうやら走り出す程嬉しかったみたいなんでプレゼントしよう。
悪い癖だよ。マジックの基本でねものを見せびらかす時ってのは…………
『な？！』
男の口の中には先程障子が取り戻した筈の玉があった
瞬間、障子の手のひらにあった玉が氷に変わった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 307人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アカヤ - 続編やったー！ありがとうございます！これからも応援してます！！ (2019年4月3日 17時) (
レス) id: ba5e1e3f04 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 続編おめでとうございます！主人公さんがどうなるか、今からとても楽しみです。また遊びに来させて頂きます。 (2019年4月2日 21時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪燐 | 作成日時：2019年3月22日 8時
