84振り ページ37
敵の攻撃を防ぐが余りにも手数が多すぎて防ぎきれない
反撃もできず膠着状態になっていた
「近づけねぇ！！くそ最大火力でぶっ飛ばすしか……」
「だめだ！」
「木ィ燃えてもソッコー氷で覆え！！」
『爆発はこっちの視界も防がれる！！仕留めきれなかったらどうなる！！』
轟の炎も爆豪の爆発も威力は良いがこの場では不利だ
刀剣男士を顕現させて戦力を増やせればいいのだがもう既に10振りは顕現させた状態にいる
これ以上増やせば流石に体力が持たない
くそ……何か打開策はないのか……！！
「いた！氷が見える交戦中だ」
その時誰かの声が聞こえた
それと共に木が倒れる音、衝撃音が聞こえてきた
『ッ何だ？！』
見るとそこには
何かから逃げる雄英生徒と泉の姿が見えた
「……………え？！泉？！！」
「爆豪くん！焦凍！！」
「爆豪！轟！どちらか頼む────光を！！」
そう叫ぶ泉と生徒の後ろには黒い大きな化物がいた
黒い化物は敵をいとも容易く力でねじ伏せてそのまま薙ぎ払った
「ア”ア”ア”ア”ア”ア”暴れ足リンゾォア”ア”ア”！！！」
大きく叫ぶ化物
その横を爆豪と轟が爆発と炎で光を当てた
瞬間「ひゃん！」と情けない声を上げた化物は消えて一人の生徒が出てきた
「てめぇと俺の相性が残念だぜ……」
「……………？すまん助かった」
話によるとどうやら常闇……の個性黒影は闇が深いほど凶暴性が高くなり、彼の友人が敵に襲われ怒ったせいで暴走に走ったという
そんなことよりも自分が一番気がかりなのは泉のことだ
自分は泉に駆け寄った
『泉！！大丈夫？！！』
「な………なんであんたがいるのよ……！」
『そんなこと今はどうだっていい！！泉が無事で良かったぁ……！！』
泉をぎゅっと抱きしめる
「ちょ…ちょっと離れなさいよ気色悪い！！」
泉は自分を引き剥がそうとする
それでも自分は泉を強く抱きしめた
泉が大丈夫なことを確かめる為に
敵襲撃の際、泉が無事なのか気が気でなかった
泉は嫌だろうがこうして再開できてとても嬉しい
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アカヤ - 続編やったー！ありがとうございます！これからも応援してます！！ (2019年4月3日 17時) (
レス) id: ba5e1e3f04 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 続編おめでとうございます！主人公さんがどうなるか、今からとても楽しみです。また遊びに来させて頂きます。 (2019年4月2日 21時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪燐 | 作成日時：2019年3月22日 8時
