28話 ページ30
皆がレクに参加している間、私は一人素振りをしていた
相手はヒーロー科
戦闘経験は圧倒的にあちらが上
せっかくここまで来たんだ
なら、頑張って勝たなきゃ…
そう思い一心不乱に素振りをしていると──
【何故、そんなに必死になって振るのかしら？】
また、罪歌が話しかけてきた
『別にッ！そんなのッ！関係ないで……しょッ！』
周りに誰もいない為、普通に話した
『私はッ！絶対に……ッ……自分の力だけで！勝つんだから！……はぁ』
素振りを辞め一息ついた
『てか、今日はよく喋るね。普段は喋らないくせに』
【あら？私はいつも通りよ？変なのは貴女だわ】
『……私？』
【えぇ、私のことを使わないとか言ってるし、何より余裕無い顔をしているわよ貴女】
罪歌を出しその刀身で自分の顔を映した
どう見たって普通の私だ
『………何言ってるの？普通だよ？』
【……そう、貴女がそう言うなら普通なのかしらね】
罪歌はなぜか悲しそうにそう言った
『……とにかく、私はあなたの力無しで勝ってみせるから………！』
私はそう言って罪歌を仕舞い込み素振りを続けた
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おもち。(プロフ) - イベント参加ありがとうございます！読みました！話がわかりやすくて改行も見やすいです。しかもデュラララとは…私得！更新頑張ってください！ (2017年6月22日 22時) (
レス) id: 3bfab917c7 (このIDを非表示/違反報告)
あるる - 物語の構成とか しっかり考えられていて面白いです！しかも 私の好きな漫画が一緒になってるなんて…！笑 これからも更新楽しみにしてます！ (2017年5月23日 16時) (レス) id: 2a6a9fd096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪燐 | 作成日時：2017年5月20日 23時
