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『あ、そうだった……スハン、私寄らないといけないところがあるから先に教室に向かってて。』
「……(ｺｸﾝ)」
朝食をとると、教室に向かう前に用事を思い出し、学園長室に向かった。
コンコン……
『失礼します。』
「おはようございます!!私の可愛い娘よ!!」
『……おはようございます。学園長。』
父親であり、学園長であるクロウリーが、飛びつくように私に向かってきた為、スっと避けて、かなり距離を取ってから挨拶をした。
学園長は驚いたようなショックを受けたような顔をしたように見えた。
まぁ、実際は仮面で見えないから分からないけど…
「……なんで抱きつかせてくれないんですか!?
まぁ、いいですよ!!抱きつかせてくれなくても!!私、優しいんで!!」
『……学園長。用事とは……』
「可愛い娘の顔が見たかったd『失礼しました。』嘘ですよ!!冗談ですからね!?」
前にヴィル先輩に教えてもらった綺麗な笑顔で外に出ようとすると学園長に慌てて止められた。
『では、30秒以内に簡潔に答えてください。』
「……A。貴方最近私に冷たくはありませんか?」
『残り15秒。14…』
「今度の来客用にクッキーを提供して欲しいと思ってるんです。」
『……本音は?』
「可愛い娘が寮長をやっている寮のお菓子を自慢したいんですよ。」←
と言われた。
『……お菓子の件は了解しましたが、自慢はやめてください。
(ﾌｩ……)あのね、お父様、私はお父様を凄いとおもってて、いざとなったら頼りにはしてる。
でも、尊敬も信用も信頼もしてない。←
それだから1部生徒からは舐められるし、脅されたり脅迫紛いなことをされるんだよ……?
そろそろ娘離れをして。
そうじゃないと次から呼ばれても無視するよ。』
「」←
『…では、授業に遅れてしまうので。失礼します。』
途中までドヤ顔だったのに何も言えなくなり、ほぼ死にかけの表情をしてる学園長を置いて、学園長室から出ると、教室へ向かった。
ふと前の方に、オクタヴィネル寮のリボンが着いている制服が見え、気だるそうに周りを見ていた双子の片方 フロイド君が私を見つけると手を振った。
「あー、リュウツカちゃんだ〜。おはよぉー。」
「おや、ユメ様。おはようございます。」
「おはようございます。Aさん。」
『おはよう。フロイド君、ジェイド君、アズール君。』
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フロイドはAのことを「リュウツカちゃん(リュウグウノツカイ)」と呼んでいます。
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抹茶タピオカ２号 - とても面白かった! (2021年5月5日 0時) (
レス) id: afc2ea72b7 (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - ユノさん» そう言って貰えて嬉しいです!! (2021年2月8日 1時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - 天さん» あ、そういえばそうでしたね!!ほとんど無意識で書いてました!!ありがとうございます!! (2021年2月8日 1時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - イラスト見ましたとてもかわいいかたです (2021年2月7日 15時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年1月29日 8時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tyina | 作成日時：2021年1月27日 22時
