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メインの場面が変わるとちょうど真希と三輪霞、伏黒と加茂が衝突したところだった。
真希が三輪の攻撃を飛ばすと、甚爾が口笛を吹きニヤと笑っていた。
伏黒が加茂とぶつかりあったのを見るとAの瞳が僅かに輝いていた。
ふと、真希の動きを見ていた冥冥が口を開いた。
「フフ、面白い子じゃないか。さっさと2級にあげてやればいいのに。」
「僕もそう思ってるんだけどさ、禪院家が邪魔してるんだよね。素直に手のひら返して認めてやればいいのにさ。ね、耀哉様。」
「私も彼女の実力を知っているから今すぐにでもあげてあげたいんだけどね。
あの子は自分の力で禪院家に認めてもらって階級を上げたいそうだよ。」
「腐ってる上層部の次かそれ以上に頭がおかしい奴らだからな。あいつらは。」
「そういう君だって禪院家出身だろう?」
「今は伏黒ってんだろ。夏油。」
「??」
『吉野君もそのうちわかるよ。』
大人たちの会話についていけず目を白黒させている吉野にAは苦笑してそう言った。
大人たちが会話している間に、真希と真依が衝突し戦いだした。
「姉妹対決か。」
『(やっぱり細かく見れない……白虎か夜叉を通して詳しく……)』
場所が変わり、京都校の西宮桃の所にパンダと釘崎が向かった後、パンダは究極メカ丸と戦い始めた。
「おや、メカ丸君じゃないか。」
『お父様、知ってるの?』
「うん。そうだよ。昔あったことがあってね。」
そんな会話を安倍川親子がしていると、真希と真依の姉妹対決に決着が着いた。
所々しか聞こえなかったが、実家絡みのことなのはわかりそれを聞き取った耀哉が悲しげにしていた。
その後、Aは鴉が映し出した伏黒と加茂との対決の方に集中しようとした。
その時だった。
突然、画面に向かって九尾が全身の毛を逆立てるようにしてうなり出した。
「「「「「「!!!!」」」」」」」
『!?、九尾!?どうしたの!?』
「ヴヴヴヴヴヴ!!!!!!」
歯をむき出しにし、うなり続ける九尾にAは異変を感じ、呼吸を短く吸うと、静かな声で九尾に聞いた。
『……九尾、何があったのか教えて。』
「ー______ー」
『!!!!…なんで…そんなはずない……』
「A?」
「A、どうしたの?」
『……九尾が……』
Aがみんなに九尾が言ったことを言おうとした時だった。
ボッ!!!!
突然、音を立てて全ての札が燃え尽きた。
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Tyina(プロフ) - mythosさん» この世界の直哉くんは綺麗な直哉くんです笑。夢主ちゃんは160〜165cmぐらい、と設定しております。(ぐらい、なのは原作の方で虎杖君達が成長中で正式な身長が出てないのでそれに合わせております) (2022年7月4日 13時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
mythos(プロフ) - Tyinaさん» お久しぶりです。質問の答え教えて頂いてありがとうございます。あの直哉が・・・、ではあの台詞はもう言わない感じなんですね・・・。最後の質問です。夢主ちゃんの身長教えてください!ずっときになってまして・・・。 (2022年7月3日 21時) (レス) id: 908403f7fb (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - 縁儺さん» ありがとうございます!!そう言って貰えて嬉しいです( ;꒳; ) (2022年5月10日 11時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
縁儺 - はぁー…癒し…(尊死) (2022年5月9日 22時) (レス) @page39 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - はにみずさん» 返信が遅くなりました。はにみずさん、ありがとうございます( ;꒳; ) (2022年5月9日 12時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tyina | 作成日時:2021年5月26日 14時