番外編 12 ページ32
「マジで死ぬかと思った……」
「あそこはほんとにやばい……」
「俺初めて人間怖いって思ったかもしんねぇ。」
「私からしたら、目の前ですごいスピードで通り過ぎてった客を見たスタッフさんの方が怖かったと思うわ。」
「恵たち、いつもあんなのと戦ってるのね…。」
「じゃ、じゃげぇ……」
「けど、これでしばらくは問題なさそうだよ。」
「でも良かったよ。Aの顔色もすっかり良くなって。」
お化け屋敷に行った組と合流すると案の定みんな死にかけてて、ぐったりとベンチに座っていた。
Aと伏黒は、来る途中自動販売機で全員分の飲み物を買っていたため一人一人に渡していた。
「もう私絶対行きたくない。」
「私もー。」
「じゃ、Aと伏黒も合流したことだし、乗ってないアトラクションに行きましょ!!」
釘崎の一言でまた息を吹き返し、乗ってないアトラクションのあるエリアへと向かっていた。
『…』
「A?」
『…ごめんなさい。やっぱり私、弱いままですね……』
そういうと、五条と夏油の足が止まった。Aは自傷気味に笑うと前を歩く高専メンバーを見ながら再び口を開いた。
『ちょっと悪い気に当てられた程度で気分悪くなってみんなに迷惑かけて……これくらい、1人で祓えないといけないのに』
「誰にいわれた?」
『え?』
「言ったやつ誰?僕ぶっ飛ばしてくるよ。」
『ち、違います!!私が勝手に思っただけで』
「ならこうだね。」
夏油はAのおでこを少し強めに弾いた。
『いたっ』
「あのね、元々、Aは私達の何倍も呪霊への気配を感じることが強い過敏な子で、その気配に敏感のために悪い気を人よりも余分に感じてしまう。
それにAの呪力が対抗して具合が悪くなってしまうだけ。」
「それに、Aは僕達特級と並ぶ強さなんだからそんな事言わない。恵達だってそんなこと1ミリも思ってないはずだよ。」
『!!』
「安倍川ー?」
「A、どうしたの?」
「もし文句あるんだったら何かしら絶対言ってる。それを言わないってことはそんな事思ってないんだよ。だから、自分を卑下しない。わかった?」
『…はい。』
「A…?」
『なんでもないよ。どこ行くんだっけ?』
Aが夏油と五条よりも前に行き、1年生のメンバーの真ん中に入ると五条達はほっとしたようにその姿を見ていた。
「じゃあ次乗るヤツ、私Aの隣ね。」
「じゃあその次私ー」
「ダメに決まってんだろ。」
「いいじゃない今日くらい。」
『いいよ。乗ろうか。』
「!?」
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Tyina(プロフ) - mythosさん» この世界の直哉くんは綺麗な直哉くんです笑。夢主ちゃんは160〜165cmぐらい、と設定しております。(ぐらい、なのは原作の方で虎杖君達が成長中で正式な身長が出てないのでそれに合わせております) (2022年7月4日 13時) (
レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
mythos(プロフ) - Tyinaさん» お久しぶりです。質問の答え教えて頂いてありがとうございます。あの直哉が・・・、ではあの台詞はもう言わない感じなんですね・・・。最後の質問です。夢主ちゃんの身長教えてください！ずっときになってまして・・・。 (2022年7月3日 21時) (レス) id: 908403f7fb (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - 縁儺さん» ありがとうございます!!そう言って貰えて嬉しいです( ；꒳； ) (2022年5月10日 11時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
縁儺 - はぁー…癒し…(尊死) (2022年5月9日 22時) (レス) @page39 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - はにみずさん» 返信が遅くなりました。はにみずさん、ありがとうございます( ；꒳； ) (2022年5月9日 12時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tyina | 作成日時：2021年5月26日 14時
