番外編 10 ページ29
「ぼ、僕、少し休憩する…」
「順平、大丈夫か?」
「虎杖、あんたの身体能力と比べたら人じゃないから。」←
「俺人じゃないの!?」
「ツナー。」
「テン○コマイ、思ったよりキツくなかったわ。」
「真希……それは真希だけだと思う。」
「美々子それな。」
『……』
「…A、大丈夫か?」
『………』
Aはじっとある一定の場所を見ており、その手は常にカバンに伸ばされていた。心做しか少し警戒しているようだった。
『……あそこら辺から嫌な気配がずっとしてる。』
「!!」
「…傑、やっぱり、Aも気付いてたみたいだよ。」
「Aはそういうのに人一倍敏感だからね。」
「先生達、気づいてたんですか?」
伏黒はベンチにAを座らせ、詳しいことを聞こうとした時、前を通った女子高生の会話が聞こえてきた。
「やっぱあそこやばいよ!!」
「口コミでもまじでお化けいるって噂だもんねー。」
「…もしかしなくてもあのお化け屋敷ですか?」
「あそこ口コミ的にもガチな方らしいよ。」
「今調べて見たけどなんでもリアルさを求めてて実際の医療道具とかそのまま引き取ったりしてるってさ。」(※ガチです)
「…色々な悪条件ですね…」
『ごめん恵、ちょっと…』
「!?A!?」
『階級的には低いけど…かなりの量で久しぶりに長時間当てられたから…大丈夫だと、思ったんだけど…。』
浅い呼吸を何度か繰り返すAの背中を伏黒がさすっていると、自体に気がついた虎杖達が近ずいて来た。
「安倍川?大丈夫?」
「酔っちゃった?」
「はーい、君たち、これから次の場所行くよー。」
「え、どこどこどこ?」
「そんなことよりAが…!!」
『野薔薇ちゃん、私は大丈夫だから…』
何度も振り返りながら五条先生に連れられお化け屋敷へと向かっていく虎杖達を見送っていると夏油はそっとAと伏黒に囁いた。
「A、呪符を何枚かくれないかい?」
『…わかりました。』
「恵、今から悠仁達と祓いに行ってくるからその間、あのお化け屋敷から1番離れた場所にAと待っててくれ。」
「はい。…A、立てるか?」
伏黒につれられ反対方向へと歩き出した。
『!!…ふふ。』
「どうした?」
『なんか、昔みたいって思って。』
ーほら、大丈夫だから。ー
ー…!!ー
『昔、見えすぎてよく体調崩してた時に恵が学校終わってそのまま来てくれたの覚えてる?』
「あぁ。確か、小2ぐらいだろ?」
『そうそう。でもそれからだったの。私が呪霊に恐れる事がなくなったのは。』
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Tyina(プロフ) - mythosさん» この世界の直哉くんは綺麗な直哉くんです笑。夢主ちゃんは160〜165cmぐらい、と設定しております。(ぐらい、なのは原作の方で虎杖君達が成長中で正式な身長が出てないのでそれに合わせております) (2022年7月4日 13時) (
レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
mythos(プロフ) - Tyinaさん» お久しぶりです。質問の答え教えて頂いてありがとうございます。あの直哉が・・・、ではあの台詞はもう言わない感じなんですね・・・。最後の質問です。夢主ちゃんの身長教えてください！ずっときになってまして・・・。 (2022年7月3日 21時) (レス) id: 908403f7fb (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - 縁儺さん» ありがとうございます!!そう言って貰えて嬉しいです( ；꒳； ) (2022年5月10日 11時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
縁儺 - はぁー…癒し…(尊死) (2022年5月9日 22時) (レス) @page39 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - はにみずさん» 返信が遅くなりました。はにみずさん、ありがとうございます( ；꒳； ) (2022年5月9日 12時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tyina | 作成日時：2021年5月26日 14時
