SnowPrincess 現る (ページ18)

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俺の話ページ18

それから、倒れる様にリボーンも彼の隣で眠る

この場にいる以上現状を知ってるのは俺だけだ
かといって何もしない訳には行かないので、医療班に彼らのケガの内容精神問題を話した

フゥ太は、マインドコントロールされていたせいで脳に異常あり

獄寺隼人、ビアンキ、雲雀恭弥は憑依弾により脳の異常は見られなかった

だが3人とも刺傷やら打撲やらかなり酷かった
特に雲雀と獄寺は前回の戦いで蓄積された怪我から更に傷口が開いてしまってる為、治療には大分掛かった

山本武、彼は鋼球と犬との戦いにより大怪我をしていたが骸戦に関わっていた3人よりも少し軽くみられる

リボーンは起きてるのか分からないぐらいに目を開けたまま眠っているだけだった

彼、沢田綱吉はハイパー化での筋肉痛の他に色々と擦り傷が多かったが今回の戦いで最も筋肉や細胞、そして何より急激な脳の発達を酷使し戦っていたのだから疲労も凄まじいだろう

自分にはケガひとつないと言ったが
とりあえず検査だけでも！と押し切られた

俺は沢田綱吉の眠る病室へと毎日足を運んだ

リボーン｢マヌケな面だろ｣

貴女｢…ふふ、そうだな…

あの六道骸に勝っただなんて思えないほどに…｣

リボーン｢…聞かせてくれねーか

おまえはマフィアの人間でもない筈だ
なのになぜ復讐者の事を知っていた…？
それと骸一派の言っていた事は事実なのか…？｣

貴女｢…全て、真実だよ

確かに俺はマフィアでもなんでもない
ただの一般市民に過ぎない子供さ

いや、ごめん。嘘をついたな…
全てが真実な訳じゃない
犬や千種は俺を守るための嘘を言ってくれた
俺自身記憶が無いからこっちの世界に来たことの記憶は本当にないんだ｣

リボーン｢…！待て、こっちの世界ってどういう事だ…

こっちの”世界”って事はおまえの口振りからして
10年バズーカで過去に飛んだわけでもないだろ｣

貴女｢うん、ランボくんやイーピンちゃんみたいに10年バズーカで過去に来た訳じゃない…｣

リボーン｢俺が知ってる限りアホ牛やイーピンには未だ会ったことも見たことも無いはずだよな｣

貴女｢うん。今から話す事は実際”頭がぶっ飛んでる”と思えるような話で…

信じろって言われてもそれはかなり難しい話だ
それでも、俺にとってはこれだけが唯一の真実さ｣

俺は”家庭教師ヒットマンREBORN”の話、俺が生きてた頃の話、今までの…骸とは初めてどこで会ったか話したかという事をリボーンに話した。
嘘偽り無く、何も包み隠さず…全て真実だと……