4人の"約束" ページ17
沢田｢でも…俺だって……
仲間が傷つくのを黙って見てられない…
だって……
そこがオレの居場所だから｣
城島｢ぐっ｣
柿本｢……｣
沢田｢あ…！！｣
リボーン｢医療班がついたな｣
貴女｢(医療班…？…！違うアイツらは！！)
犬！千種！骸……！？｣
黒く長いコートとシルクハットを被った大男3人が犬と千種と骸の首に鉄の首輪を付ける
奴らは鎖を引っ張り3人とも引き摺られていく
沢田｢な…！？｣
リボーン｢早ぇおでましだな｣
沢田｢い、いったい誰…！！？｣
貴女｢
リボーン｢…！あぁ。マフィア界の掟の番人で
法で裁けない奴らを裁くんだ｣
貴女｢……！犬！千種！骸！｣
助けようと駆け出すが千種と犬が…俺に向かって止まれと言うように手をこちらに向ける
柿本｢Aまでこっちに来たら…ダメだよ……っ
骸様も勿論俺達も君に怪我でもされるとこの傷よりも凄く痛いんだ…っ｣
城島｢ボンゴレッアルコバレーノッ
Aに傷ひとつでも付けたら許さねーびょん！！｣
貴女｢千種ッ…犬ッ！！｣
城島｢骸さんが…っ
言ったろ…
必ず、迎えに行くって……！！
オレらも必ず絶対に！お前を迎えに行くからな！｣
柿本｢待ってて｣
城島｢待ってろ｣
貴女｢……っ、うん！待ってる！骸の事も！犬の事も！千種の事も！ずっと、待ってるからっ！！｣
目の前から復讐者が消えた
骸…犬…千種……
大丈夫、だよね
だって俺らはこの約束で繋がってる限り……
ｶﾁｬ
リボーン｢それで、おまえはどっちなんだ｣
貴女｢それは敵か味方の話でいいんだよね？｣
リボーン｢そうだぞ｣
貴女｢俺は誰の敵でもないし味方でもない。それでも…今の俺の見方は命の恩人でもある彼らだよ｣
沢田｢助けられたって話、ですか？｣
貴女｢ううん。たった今だけど、俺に生きる意味をくれた…
俺にとって、約束ってのは人生で1番嬉しいプレゼントなのさ｣
｢おまたせしました！！｣
｢ケガ人は！？｣
リボーン｢医療班が来たな｣
沢田｢じゃあランチアさんは！？｣
リボーン｢医療後に連れていかれたらしいな｣
沢田｢そ…！そんなあっ！！
だ、大丈夫かな…？｣
リボーン｢心配すんな。超一流の医療班だ｣
沢田くんは医療班の到着により、戦いが本当に終わったのだと安心したのかハイパー化の筋肉を酷使し過ぎる戦いのせいで激しい筋肉痛に陥ったらしい
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作者名：さくや | 作成日時：2020年6月22日 5時
