SnowPrincess 現る (ページ14)

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骸の…目的ページ14

リボーン｢X(ｲｸｽ)グローブは死ぬ気弾と同じ素材で出来ていて、死ぬ気の炎を灯す事ができるんだぞ｣

貴女｢X(ｲｸｽ)…グローブ…

まるで、あの人みたいね…｣ｸｽｯ

リボーン｢……(この感じ、Aじゃないみてーだな)

おい、しっかりしろ｣

ペちっと頭を叩かれる

貴女｢…っ、え？今、何を……(わからない、なんだこのカラダ…骸が憑依している様な感覚じゃない
まるで別の誰かが自分の中に存在する様な……)

ﾊｯ骸……！｣

死ぬ気の炎に当てられてるみたいだ

リボーン｢死ぬ気の炎と闘気ではエネルギーの密度がちがうからな。限られた人間の目に見えるだけの闘気とちがって死ぬ気の炎はそれ自体が破壊力をもった超圧縮エネルギーだ｣

六道｢そのグローブは焼きゴテというわけか…｣

沢田｢それだけじゃない｣

沢田綱吉は骸がいる方向へと走る
俺たちからは見えるが恐らく骸からしたら、目の前で消えた様に見えただろう

彼は炎の噴射により、移動速度を格段に上げたのだ
そのお陰で骸の後ろを取ることが可能となった

彼の炎の噴射と拳の威力で骸の体は後方へと吹っ飛ばされた

六道｢何だ…今のは……？

奴は何をしたんだ｣

沢田｢ウォーミングアップはまだ終わらないのか？｣

六道｢くっ

……クフフ…

クハハハハハハッ

ここまでとは嬉しい誤算だ。君の肉体を手に入れれば知略を張り巡らさずとも直接ファミリーに殴り込みマフィア間の抗争を起こせそうだ｣

リボーン｢マフィア間の抗争がお前の目的か｣

六道｢クフフ…まさか…！僕はそんなちっぽけな男ではありませんよ

僕はこれから世界中の要人の体を乗っ取るつもりです。そして彼らを操りこの醜い俗界を純粋で美しい血の海に変える

世界大戦……なんて、ベタすぎますかねぇ

だが、手始めはやはりマフィア───…

マフィアの殲滅からだ｣

リボーン｢なぜマフィアにこだわる｣

沢田｢恨みか｣

六道｢……｣ﾁﾗｯ

貴女(え……)

骸のオッドアイと目が合う

六道｢おっと、これ以上話すつもりはない

君は僕の最強形態によって僕のものになるのだから

見るがいい！！｣

沢田｢……幻覚だ

こんなもので…｣

リボーン｢幻覚に礫を潜ませたな。油断しやがってバカツナめ

ツナ｣

沢田｢わかってる……！！｣

彼が怯んでる隙に骸は攻撃を仕掛けるが炎の噴射により回避し骸に攻撃する。そのまま大きな音を立てて地面に落ちる骸