弐拾陸 ページ27
.
時は過ぎ、季節は過ぎ…
私は十五歳、煉獄さんは十一歳
千寿郎くんは三歳になりました
そして最近は母上が体調を崩し気味
…そろそろ亡くなっちゃうのかな、母上
原作でも煉獄さん達は
今くらいの年齢だった気がする
やばい、泣きそうになってきた
収まれ…!収まれ私の涙…!!←
杏寿郎「姉上?!どうしたのですか?!」
『…え、』
時すでに遅し
私の目から涙がホロり
急いで拭うも止まってくれない
千寿郎「あねうえ、だいじょうぶですか…?」
はい、大丈夫ですよ
そう言いたいのに
口からはただ嗚咽が出るだけ
『っ…だ、いじょうぶ…ですよ…っ』
幸い今ここに居るのは煉獄さんと千寿郎くんだけ
母上も居るけど、別室で休んでる
あー、らしくないなぁ…
もう十五歳なのに。お姉ちゃんなのに
.
二人は私が泣き止むまで
そばに居てくれた
いやぁ、良い弟を持ったねぇ…(しみじみ)
杏寿郎「姉上、どうして先程急に泣かれたのですか?」
アッ…考えてなかった
母上が亡くなっちゃうからとか言えない
うーん、だとしたらもう…
『…昔読んだ本が今の状態にそっくりで…』
昔(前世)読んだ本(鬼滅)
うん、嘘は言ってない
杏寿郎「そうですか…」
千寿郎「あねうえ、辛そうなかおしてます」
え、まだそんな顔してる?
ちゃんと切り替えなきゃ
『大丈夫ですよ、本当に』
…多分←
1027人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪乃華(プロフ) - 雅さん» お読みいただきありがとうございます! (1月31日 21時) (レス) id: 793fca1557 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 目から汗ガァぁぁーーー。 (1月30日 22時) (レス) @page50 id: 64932f3273 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃華(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます!読者の皆様のおかげです。 (1月3日 0時) (レス) id: 793fca1557 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 完結おめでとうございますゥゥゥゥゥゥゥゥゥ (1月2日 17時) (レス) @page50 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃華(プロフ) - さたぽさん» うおぉぉ!お褒めの言葉ありがとうございます…! (2021年1月10日 3時) (レス) id: 82848314f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪乃華 | 作成日時:2020年3月31日 16時