【鬼滅の刃】頑張ったね、杏寿郎。 (ページ24)

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弐拾参ページ24

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しのぶ｢…｣

ほらぁぁ！！！気まづいぃぃぃ！！
私そんなにコミュ力高くないんだよ！！

もうしょうがねぇ！
今世で取得した花冠の作り方教えよう！！

知ってるかもしれないけど！！

『…えっと、しのぶちゃん、花は好きですか？』

しのぶ｢…嫌いではない…です｣

『なら、花冠の作り方は知ってますか？』

しのぶ｢知らないです…｣

『お姉ちゃんが帰ってくるまで、花冠を作ってみませんか？
うんと凄い物を作ってお姉ちゃんを驚かせましょう！』

しのぶ｢！…作ってみたいです！｣

まずは、と地面にある花を摘む
やっべ、上手くできるかな

緊張してきた

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『ここをこうして、と』

しのぶ｢…できた！｣

中々打ち解けたんではないんでしょうか
笑顔で接してくれる様になりました

天使の笑みですね、うん

カナエ｢ごめんなさい！待たせて…ってあら？｣

『ふふ、ほらしのぶちゃん』

しのぶ｢ね、姉さん…これ｣

少し形は歪だけれど
初めてにしては凄く上手だった

小さい頃から手先が器用なのねっ…！！

カナエ｢あ、ありがとう…！｣

『しのぶちゃん、凄い上手でしたよ』

そういえば、カナエさんは何をしに行ったんだろう？
そう思い、本人に聞いてみると

カナエ｢あっ、そうでした！
その、被っちゃったんですけど…｣

そう言っておずおずと手を出してくる
その手には二つの花冠が

『あら、思考が一緒でしたね』

やっぱり女子と言えば花だよね(？)
右手に持っているのがしのぶさんので、
左手は…私かな？

カナエ｢Aさんに似合いそうな花があったな、と思って
その近くにしのぶに似合う花があったので二つ作ってきたんです！｣

カナエさんから花冠を受け取って
頭に乗せる

ここに居る人皆頭に花冠を被ってる
癒し空間だね

数分間話し込んでいたけれど
途中で任務に行かなきゃならないらしいので
二人と別れました

時間的にもお昼時だったし
ちょうど良かったかな