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この傷は……セトside ページ12
俺らは銃声の聞こえた方を探し回った。
「目を治す……」
「この声っ……まさか……！」
「うん……！多分あの子の声だ！」
声のした方に行ってみると……
「えっとー……この辺かなー？…………!？！?」
「まさか、この子っすか!?」
そこにはおびただしい量の血を流して、ぐったりとした少女がいた。
「ちょっ……！大丈夫っすか!?」
「…………」
反応は無かった。
「僕ちょっとキド達に電話してくる！セトはその子をアジトに運んで!」
「分かったっす！」
恐らく血は止まっているようだ。
俺は慎重にこの子を抱えて急いでアジトに向かった。
「キドの為にもちゃんと生きるんすよ？」
終わり
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←これは現実…？ セトside
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作者名：夜明 | 作成日時：2015年12月24日 19時
