えっっっ。 ページ5
「バレー部入ろぅかなぁって思ってるょぉ」
そっかぁ。…ん?
『バレー部!?選手だよね?』
「当たり前でしょぉ〜?ゆりマネージャーなんて出来なぃもん」
『ゆりちゃんバレー出来るの…?』
もし初心者で入ったなら腕骨折とかしそうだから嫌だな。初心者なら全力で止める。
「これでも小学生からバレーやってるんだょぉ?中学でもベストアタッカー賞ってぃぅの貰ったりしてるし」
『へぇ〜意外〜』
感嘆の声を漏らしていると、ゆりちゃんがエンジェルスマイルで聞いてきた。
「Aちゃんもバレー部入るの?」
『なんでバレー部?』
「だってお兄さん、バレー部の主将でしょぉ?だったらAちゃんもバレーゃってるのかなぁって思って」
あーーーーね。そんなわけなくない?なんで皆兄妹で同じスポーツやると思ってんだろ。
やるわけないじゃん。やるとしたら徹がやめた時だけどそんなことないから一生やらない。
『入らないよ〜。私は卓球やろうかなぁって。中学一応卓球してたし』
「じゃぁ部活別れちゃぅね」
『そうなるね〜…』
考えたら悲しくなってきた。バレー部入ろうかな。ゆりちゃんと別れたくない欲が出てきた。
ただゆりちゃんと同じ部活か徹って言われたら徹だな。それくらい嫌。
「部活なんて一緒じゃなくてもぃぃしね!お互ぃ頑張ろぅね!」
『うん泣 一緒じゃなくても友達だもんね泣』
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アツキ(プロフ) - お話面白いですね!続き楽しみに待ってます! (2020年4月30日 14時) (レス) id: d2ee7c293b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪見ユキバ | 作成日時:2020年2月14日 18時