第三十一話「決戦！月に舞う魔人 3」★ ページ12
ロクサスside
ソラとリクがAを守っている。
これなら少し安心出来る。
ロク「...アクセル、サイクスなんだけど...」
アク「明らかに様子が違う...。
幻術の糸を探せ、皆！」
ヴァ「あぁ、分かった！」
ヴェ「了解！」
奏「オッケー！」
幻術の糸か...。何処にあるんだろう...？
サイ「はぁぁっ！」
重たい剣の一撃をかわして、背後に回る。
ロク「せいっ！」
すかさずキーブレードで攻撃する。
多少よろめいたが、すぐに立ち上がる。
サイ「甘いっ！"ルナチェーン"！」
ロク「しまっ...」奏「"フローズンチェーン"！」
鎖を凍らせてくれた、奏のフォローに感謝した。
ロク「ありがと、奏！
..."レイ"！」
奏「いやいや、それほどでもっ！
"ジャッジメント・ハイロゥ"！」
2つの魔法が混ざり、サイクスの影を貫いた。
サイ「っ...！」
奏「...見えた、首の所に糸！」
アク「よしっ...！」
チャクラムを投げ、糸を切った。
糸が切れ、倒れたサイクス。...本当にこれで、良かったのか...？
次の瞬間、サイクスの周りから闇が溢れ出た。
ロク「ハートレスか？！」
ヴァ「いや、違う...これは...」
ヴェ「闇が、晴れるんだ...。サイクスは、心無き人から、人に戻るみたい...」
アク「って事は...！」
時同じく。
アクセルからも、闇が溢れ出ていた。
そして、だいぶ晴れた頃には...。
サイ？「...ここは？」
アク？「何処なんだ？」
二人にそっくりな、人が立っていた。
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第三十二話「初めまして」☆→←第三十話「決戦！月に舞う魔人 2」☆
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作者名：始音 優希 | 作成日時：2016年10月28日 4時
