紅月の晩第二夜 <KH 空組> (ページ2)

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第二十一話「真実」☆ ページ2

大通り付近にて
アク「...よし、もういいだろうな...」
貴「？」
リク「...お前が、何の企みも無しに戦う訳ないだろう、アクセル」
アク「...相変わらず鋭いな、リクは。
っと...この話をする前に...なぁ、そこの兄妹」
奏「何だ？」
貴「何？」
アク「防音と位置察知防止の結界貼ってくれ」
奏「...分かった」
貴「兄さん、やろうか」
奏「ああ。...せーのっ！」
貴&奏「「ノットターゲット・シールド」」
二つの結界を貼り、その中心に立った私達。
リク「わざわざそこまでする理由があるのか？」
アク「...まぁな。
俺は機関を抜けようと思ってるからな」
貴「...え？」
奏「一体どういう事だよ？」
リク「...その説明をする為にこれを貼らせたんだろうな」
アク「確かに疑うかもしれねぇけどな、聞いて欲しい」
炎のチャクラムをしまい、話が始まった。
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アク「俺は、あの狂った計画は起こしたくねぇんだよ」
貴「狂った計画...？」
リク「...ロクサスとA...。
その2人に何か接点があるのか？」
アク「あぁ。
Aには、俺ら"心無き人"に必要な"大いなる心"の封印が刻まれている。
そして、ロクサスの役目は...その封印を解放する事だ」
貴「...私に、"大いなる心"の封印が...？」
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※心無き人...ノーバティ
大いなる心...キングダムハーツ