第八話「契約」 ページ11
結界が破れ、ダスク達が侵入してくる。
キーブレードで素早く攻撃をし、ダスク達を蹴散らす。
ロク「っ...く...」
ソラ「ロクサス!無理しないで!」
ヴァ「あのバカ...!」
リク「余所見するな、ヴァニ!」
奏「Aに任せてあげてくれ...。
あの子は優しいから、多分察する筈だ!」
サイ「ハハハ...。お前達はもう終わりだ」
ロク「終わりじゃない...!
俺は守りたい...!この身が壊れてもいいから、守りたい!」
貴(どうすれば...!?)
こんな時に限って、周りが暗くなる。
そして、目の前には...私に似た女の子が立っている。
?<目覚めの時だよ、A>
貴(あんたは...!)
?<助けたいんでしょ、ロクサスの事。
だったら自分の事から逃げないで、目覚めて>
貴(あの人は、私の事をアルタニアと言っていた...。私には何が出来る?)
?<君の流れる血は、ロクサスの力になる!>
貴(...なるほどね、分かった。
君を信じるよ、---。)
目の前が明るくなる。
キーブレードで、相手の攻撃を弾いた。
貴「確かロクサス...だっけ、
私の血を---」
ロク「戻れなくなるよ、A。
それでもいいの?」
貴「覚悟は決めているよ、あの子に会ったから。
全て、後で聞いておく!」
ロク「...分かった」
静かに、魔法陣は2人を包んだ。
一瞬の痛みが走る。魔法陣は消え、その場に座り込む。それは、吸血鬼の"餌"の契約...。
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作者名:始音 優希 | 作成日時:2016年9月27日 12時