小さな欠片一つ目〈KH 空組〉 (ページ10)

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欠片7「洞窟の奥で待つもの」ページ10

洞窟の一番奥に到着すると、大きなハートレスがいた。
貴「ジュエルソーサラー？！」
ヴェ「目標発見！
皆気をつけて退治して！」
ソラ/ロク/ヴァ「了解！」
貴「...よし、やってやる！」
両方の手袋を外し、両腕は凶器になる。
地面を蹴り、前方に飛ぶ。
貴「行け、デモンズランス・ゼロ！」
ハートレスは大きく仰け反る。
ヴァ「チャンスだ、ソラ！」
ソラ「うん！...今だ、ホーリーランス！」
ソラ君の魔法が、ハートレスに突き刺さる。
その場に倒れ、動かない。
ヴェ「様子がおかしいな、あのハートレス...」
ロク「...！！ソラ危ないっ！」
ソラ「へっ？...うわぁっ！？」
持っていた杖でソラ君を吹き飛ばしたハートレス。...まだ、生きていた。
貴「ソラ君っ！...飛べ、ダークネス！」
自分の力をナイフのようにして飛ばす体術の技。
ハートレスは怯み、またチャンスがやって来た。
ヴェ「チャンスだ、ロクサス！」
ロク「分かった！イベントホライズン！」
ようやく倒れたハートレスを眺め、こう思っていた。
貴(...流石だよ、ブルースカイ家の皆...。
私はずっと1人で戦ってきたもんね...羨ましいな)
ソラ「う、うう...」
ヴェ「動かないで、ソラ。聖なる癒しよ、ケアルガ！」
癒しの光が優しくソラ君を包む。
私はその隙に純度の高い結晶を探していた。
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