小さな欠片一つ目〈KH 空組〉 (ページ5)

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欠片2「出会い」ページ5

帝都近くの森
静かな森の道を歩く。
今日は天気も良いし、空気も美味しい。
貴「う、ん...」
軽く伸びをし、空気を吸う。
依頼じゃ無かったらお昼寝出来そうなのになぁ。
と、のんびりしていると...
貴(...！
一瞬で空気が変わった...。
ハートレスかな、この気配...)
左手の黒い手袋を外す。
抑え込まれていた闇の魔力が、左腕を凶器に変える。
凶器になった後、タイミング良く敵が飛び掛る。
貴「...邪魔、なんだけど！」
その瞬間に左腕を薙ぎ払う。
音も無く、ハートレスは消えて行く。
左手に手袋をはめて、立ち去ろうとする。
1体生き残っていたのか、私に攻撃をしようとした。
？「危ない！
これでもくらえっ！」
場違いな少年の声。
振り返ると、"魔法剣"を手にした少年がハートレスを倒していた。
？「キミ、大丈夫だった？」
貴「大丈夫！...えっと...」
ソラ「あ、俺はソラって言うんだ！
君は？」
貴「A・アスフィード。
ありがとう、ソラ君。助かったよ」
薄い水色のマントを少し揺らして笑顔で頷いた。
ソラ「ちょっと話をしない？
近くに泉あるんだ」
貴「いいよ」
森の外れにある泉へ、向かう事にした。
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