小さな欠片一つ目〈KH 空組〉 (ページ22)

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欠片18「告白の答え」ページ22

時計塔、頂上
ヴァ「...ったく...
今から言うからしっかり聞いとけよ？」
貴「...」
ヴァ「沈黙は了承って事でいいな？
...俺は一目見た時から素直に惚れました。
Aさえ良ければ恋人になって下さい」
貴「...うん、いいよ」
ヴァ「...！」
何だか良く分からなかったけど...。
でも、これから知っていけばいいんだよね？
君たちの事も、世界の事も。
ヴァ「...絶対アイツらには内緒な」
貴「分かってるって！」
手を繋いで家に戻ることにした。
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一方その頃。(ロクサスside)
柱の影で見ていた(俺は連れてこられたけど)のは...ヴェン兄、ソラだった。
ヴェ「ヴァ二って意外とロマンチストだよなぁ...」
ソラ「確かに...」
ロク「ちょっと二人共...。
家に帰ったらヴァ二兄にお仕置きされるよ？」
ヴェ「言わなきゃ平気だって！」
ソラ「...でもさ、一目惚れって...ちょこっとしか会ってないじゃん」
ヴェ「あー、それはな...
実は、ヴァ二だけAに会った事があるんだって！」
ソラ「え！何それ気になる！」
話が盛り上がっている2人に対して、俺に気がついたヴァ二兄は静かにというサインを送られた。
ロク「...！後ろ後ろ」
2人の後ろには殺気たったヴァ二兄の姿。
Aはどうやら困惑しているようだ。
ヴァ「ヴェン、ソラ...。
そこに正座で座れ」(怒オーラMAX)
ロク「A、こっち来たほうがいいよ
ヴァ二兄の説教は長いから」
まさに、経験者は語るという奴だ。
ヴァ「あー...ロクサス。
Aを連れて先に帰ってろ」
ロク「うん、分かった」
貴「え、えっと...」
ロク「訳は帰りながら話すね」
と、その場を後にしたのだった...。
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