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A「え?」
何か嫌な予感がしたのは気のせいだろうか
ベリー「そろそろ、気付いてるよね」
と、言われ
A「もしかして…」
何か心当たりはあった
ここに来て何年経ったか分からないが随分月日が流れた
子供達が謎に集められるこの時間も最近は少なくなっている
なぜなら
もうここには20人いるかいないか…
前までいた沢山の子供達は消えた
死んだ
ベリー「もう薄々分かってるはず私もAも、もうすぐ…」
順番が回ってくるのが近づいていたのだ
ベリー「早くて一晩で1人は消える遅くても1人で一週間は持つか持たないかつまり1年もしないうちに私たちは消されるかも知れない
だからさ、2人で逃げよ」
A「どうやって?」
ベリー「脱走経路はいくつかあるし、あの部屋から出られる方法も見つけた…」
と、脱走に必要な方法を一通り聞いた
A「こ、これで本当にできるの?」
ベリー「大丈夫、信じて」
と、その真っ直ぐな瞳は大丈夫だと思った
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作者名:天音癒刄馨 | 作成日時:2020年4月9日 17時