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あれから沢山のことを聞いた
No.は捕らえられてきた順である
一度に沢山捕らえたり1人だけであったりして不規則
である
ちなみにAは、2年ぶりに捕らえられてココに来たという
⁇「私はNo.215で5年前に来たの」
と首元を見せてくれた
A「…いちご… 君の名前は私がつける
ベリー」
⁇「どうして?」
A「No.215なんて呼びづらいし私だけ名前で呼んでもらっても変だからさ
日本でね1(いち)5(ご)でイチゴって言えたりするんだ だから英語に変えてストロベリー
そんでベリー どう?」
というと目をうるうるさせ
ベリー「ありがとう」
と、微笑んだ
────────
他にも話してくれた
夜になると聞こえる悲鳴は
毎晩1人をNo.順に人体実験をしているらしい
一晩で死ぬものもあればそうでもない
その時は死に絶えるまで毎晩連続でされることもある
と…
──────────
それから、子供達の時間が来れば
ベリーとずっと話して
唯一の楽しさを味わっていた
ある日…
ベリー「A、話すことがある」
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ラム
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作者名:天音癒刄馨 | 作成日時:2020年4月9日 17時