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──プルルルル──
誰かからの着信が入る
A(この番号誰だっけ)
「もしもs」
ミア「ちょっと!帰ったなら連絡ちょーだいよね!」
A「ミア
ちょっと声のトーン下げて」
ミア「あ、ごめんごめん」
一応職場…
A「ちょっと、忙しくて連絡入れられなかったごめんね」
(忘れてたなんて言えない)
ミア「そう? 忘れてたんじゃないでしょーね」
A「そんなわけないよ」
図星…
ミア「お土産は?」
A「あ」
土産を買うのを忘れていた
(あの時電話しとけばよかった!)
ミア「さては、忘れたな」
A「ほんと、ごめん
今度どこか行く時ちゃんと買うから
許して」
ミア「まぁ、いいよ
じゃあ、また今度連絡するね」
A「うん、また」
携帯を置き
開きっぱなしのパソコンから、USBを抜き
シャットダウンする
オリヴァー「電話、終わったか?」
A「あ、すいません」
背後から声をかけられる
(全く気づかなかった)
オリヴァー「いや、別に
それより目通したか?」
A「USBは見ました」
オリヴァー「プリントも読めよな」
と、指でプリントを指す
Aはプリントを手に取り
プリントを見る
──海外調査 日本
2019/1/9
•黒の組織の活動が今最も活発である
•WARの仮拠点がある
よって日本へ調査員を送ることになった────
A「は?」
オリヴァー「それ、Aが行くってさ
いってら」
A「わかりました」
(えぇ?!)
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作者名:天音癒刄馨 | 作成日時:2020年4月9日 17時