25: Study abroad ページ25
先生「留学、ですか」
A「はい」
進路相談でのことである
先生「具体的にどこへ」
A「ハーバードか、カルフォルニアあたりを考えています」
先生は目が点になる
先生「カルフォルニアは比較的君なら入りやすそうだけど…うーん もし落ちてしまった時はどうするつもりなんだい」
A「また、受けます」
先生「…分かった」
ヴェスパニアは飛び級制度がある
今期で、私は高卒資格を得ていたため大学受験は一応可能であった
このことはリアムも承知済みで既に準備は始めていた
リアム「Aは、一体何になりたいの?」
A「誰よりも凄い警察官」
といって、リアムに微笑むと
リアム「がんばれよ」
といい、頭を撫でた
──────────
っとまぁ、時がまたまた進み
卒業式が終わった
大学受かったかって?
──
リアム「いってらっしゃい
頑張ってこいよ!」
A「もちろん!」
と、空港の入り口からリアムに手を振った
荷物検査の近くで
「おーい」
A「ミア!」
ミア「がんばってね!首席さん」
A「な、なんで知ってるの?」
ミア「先生がなんか自慢気に話してたよ
ハーバード大学に首席合格した生徒がいて嬉しいってさ」
A「そうなの」
ミア「帰ってきたらお土産ちょーだいね」
A「分かってる
それじゃ行ってくるね」
ミア「またね!」
────────────
《Good morning, ladies and gentleman.
Welcome aboard Vespania Airlines flight 770 to USA.
Your pilot today is Captain John Brown and my name is emma smith, your senior cabin attendant on this flight.》
A(いよいよだ、たのしみだなぁ)
(ヴェスパニア警察の保護はどうなったのかって?
協力者という名目でも今尚繋がっているよ)
────
2016/7/31
神崎Aはアメリカへ旅立った
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作者名:天音癒刄馨 | 作成日時:2020年4月9日 17時