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A「っゴホッ…
てっきり28くらいかと…」
リアム「そんな童顔か僕」
と少し拗ねたような口調で言った
A「フフッ」
リアム「酷いなぁ」
A「あの、」
聞くべきかは迷ったのだが
A「娘さんと奥さんはどうして…」
リアム「…アルビノ…
娘はアルビノで妻と連れてかれたんだ」
A「え」
リアム「だから、警察になってあの組織を潰そうと…
こんな暗い話はよそう」
──────
あのあと、私は部屋に行き
部屋にあった勉強机の一枚の写真に目がいった
A「?!…
ベリー?」
中央にベリーが座っていて
左右にはリアムさんと
研究所から逃してくれた女性が写っていた
残酷だ
その日は色々なことが頭の中を駆け巡りあまりよく寝れなかった
──
A「っあれ」
いつの間にか日が差していた
A「ちょっとは、寝れたのかな
ん?」
いい匂いがしてきた
リアム「おはよう」
リビングに行けばリアムさんが料理を並べていた
A「おはようございます」
リアム「今日は非番だけど仕事ある日は
朝早いから そこんとこはよろしく」
A「わかりました」
リアム「そういえば
近くの中学校に転入の話をしといたから
明後日から、学校があるよ」
A「へ?」
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作者名:天音癒刄馨 | 作成日時:2020年4月9日 17時