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次の日の朝ごはんの時間になった時
扉からご飯が出てくるのとともに声がした
⁇「No.215と企てていた事は全て知っていた
お前たちはただのモルモットだ人間様に監視されているのを忘れるな」
と…
A(全て見られていたの…
ありもしない希望にしがみついている
のを見て楽しんでいたの!?)
と研究員たちに対し今まで以上の怒りが沸いた
けど怒り狂っても何も変わらないと
すぐ冷静になり自分が殺されるのをただひたすらに待った
──
⁇「おいNo.217出てこいお前で最後だ」
A(これで、もう終わる…
ベリーのところへそして
ママとパパのところへ行ける)
と、涙を流しながらついていった
血の匂いが充満する部屋に連れて行かれた
そこには今まで見たことのない研究員の女性がいた
最初に椅子に座らせられ
──ジョキッ──
前髪が切られた
少し驚くと
⁇「切らないと頭開けづらいのよ…」
と涙をしながら話してきた
⁇「あなた怖くないの?」
A「もう死ぬのは分かりきってる」
⁇「そう…
私ね子供がいたの
私のことも忘れちゃったけれど…
脅されて子供をここに入れて
私はこき使われてこういった汚れ仕事をさせられてるの…」
──《何をしている早くしろ》──
スピーカーから急がせるようなことを言っているのが聞こえる
⁇「逃げなさい…」
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作者名:天音癒刄馨 | 作成日時:2020年4月9日 17時