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あれから時が経つのは早かった
あと4人くらいしかいないと分かった日のこと
A(そろそろベリーの番…)
一人一人連れて行かれるのだから
No.214の子が行ったらベリーの番だった
でも違った
ある日の夜
「なんで！！！」
と、大声が聞こえた
A(ベリー？！1人ずつじゃなかったの？！)
と焦りまくった
すると
ベリー「A！！！！2人ずつになった！」
と、いつも食事を出される小さな扉から必死に
伝える
が
⁇「おい、早くいくぞ！」
と、おそらく研究員がベリーを鷲掴みにして連れて行かれるのが
その扉から見えた
ベリー「ｲｯ！ A！ 」
最後までAを呼び続けていた
A「そんな…」
────────
ベリー「作戦はね…
私が教えた方法を使って
私が連れて行かれているときにあなたの部屋の前を通る
その時あなたは部屋から出て2人がかりで倒す
そのあと脱走経路を使えば…」
という作戦だった
1人づつ連れて行かれているのを毎日ベリーは
あの小さな扉から見ていた
研究員は1人しかついてこなかったのを毎晩確認していたため
2人がかりなら大人1人くらいは倒せると考えていたのだが
ベリーが連れて行かれる時はベリーともう1人の子が
大人4人に連れて行かれた
こんなことは今まで無かった…
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作者名：天音癒刄馨 | 作成日時：2020年4月9日 17時
