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身体がくっついたバギーを見てオレンジ髪の女の子は信じられない、というふうに声を上げた。
「!?…身体がくっついた…!!悪魔の実なんてただの噂だと思ってた…!!」
ﾙﾌｨ「バラバラ人間ってあいつ化け物か！」
驚くルフィ達を他所にバギーはニヤリと笑った。
ﾊﾞｷﾞｰ「急所は外しちまったか。ロロノア・ゾロ!!だが相当の深手だろ!!勝負あったな!!」
ｿﾞﾛ「……!!(ルフィを助けに来といてなんてザマだ…!!確かにそれじゃあ勝ち目は薄い…!!油断した…!!)」
『……』
「ひゃー！船長痺れるｩ!!」
「やっちまえーー!!」
バギーがくるくると短剣を回していた時だった。
ｻﾞｯ!!
ﾊﾞｷﾞｰ「あぁ？」
「え…!?」
「んん？」
「なんだ？あの姉ちゃんは？」
ｿﾞﾛ「ｯ」
『……』
ゾロを支えていたAは優しくゾロを地面に離すとゾロの前に立ちはだかった。
『…ルフィ。私がやっても？』
ﾙﾌｨ「……」
怖がる素振りも見せず背中の薙刀に手を置くAはルフィを振り返らずそう言った。
ﾙﾌｨ「……」
するとその場にいる誰もが笑った。
「ぎゃーはっはっはっは!!」
「姉ちゃんが相手するって!?!?」
「やめとけやめとけ!!今の見てたろ!?」
「!?!?おいおい!!それよりあの姉ちゃんなんて顔してやがる!!こんな美人見たことねぇｯｯ!!」
「うおｯ!?ほんとだ！なんて美人だｯｯ!!」
「バギー船長!!殺さねぇで仲間にして遊んでやりやしょうよｯ!!」
『……』
ﾊﾞｷﾞｰ「んん？確かに女…いい顔してやがる。よぉしｯ！てめぇは俺の仲間にしてやってもいいぜ？」
ｿﾞﾛ「…ｯ…こいつら」
しかしAは何も言わなかった。どれだけ言われようが気色悪い目で見られようが何も言わなかった。ただ、ルフィからだけの言葉を待った。しかし…
ﾙﾌｨ「A!!悪ぃ!!」
『……？』
ﾙﾌｨ「お前のことこんなに言ってる奴らぶっとばしてやれなくて悪ぃけど逃げてくれ!!」
『!!』
船長から出た命令は逃げろ、だった。
Aは少し驚いたようだった。
しかしルフィもAが適わないと思って言った訳では無い。むしろ長く一緒にいた分、彼女の強さは知っていたし彼女が本気になればバギーなど一瞬だと言うこともわかっていた。しかしこんな奴らとAを戦わせたくないと言うことが本音だった。自分が殴ってやりたいがどうすることもできない状況でルフィが下した決断だった。
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えいみ(プロフ) - 続きを書いてもいいでしょうか？ (2022年8月20日 21時) (
レス) @page1 id: 3c67f62593 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しく思います。待ってます。 (2021年12月1日 10時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち. | 作成日時：2021年1月1日 0時
