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しかしそんなバギーの言葉を他所にゾロは目も合わせず言った。
ｿﾞﾛ「いや。興味ねぇな。俺はやめたんだ。海賊狩りは」
けれどバギーは違うようだった。
ﾊﾞｷﾞｰ「俺は興味あるねぇ。てめぇを殺せば名が上がる」
ｿﾞﾛ「やめとけ。死ぬぞ」
興味なさげに刀すら構えないゾロとは対象的にバギーはニヤリと笑うと短剣を構えてゾロに向かって走り出していた。
「うおぉぉぉ！やっちまえ！バギー船長!!」
「ゾロを切り刻めｪ！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
さすがにゾロも向かってくるバギーに刀を構えた。
ｿﾞﾛ「！…そっちがその気なら…」
ｽﾞﾊﾟｧﾝｯ…!!
『……？』
ﾙﾌｨ「うわ！よぇーな！あいつ!!」
「うそ…」
ゾロは一瞬でバギーを切り裂いた。
決着は着いたと思っているゾロ、ルフィに対してバギーの仲間たちはニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべていた。
『(どうして血が…)』
しかし刀をしまうゾロを見ながらAは何か違和感を感じてバギーを見つめていた。
ﾙﾌｨ「ゾロ！ここから出してくれ！」
ｿﾞﾛ「！…あぁ」
『……』
ｿﾞﾛ「こりゃ鍵がなきゃ開かねぇぞ。さすがに鉄格子は斬れねｪ」
ﾙﾌｨ「そうか」
2人がそんなことを言っていた時だった。
「あーはっはっは!!」
「へっへっへっへっへ!!」
ﾙﾌｨ.ｿﾞﾛ「「……?」」
いきなり周りの仲間たちが大声で笑い始めた。
何に笑っているのか、ルフィ達が首を傾げた瞬間だった。
ﾄﾞｽｯｯ!!
ｿﾞﾛ「!?!?………ｶﾞﾌｯ」
ﾙﾌｨ「!?ゾロｫｯ!!」
『!?!?』
いきなりゾロの腹に短剣が突き刺されたのだった。
そしてそれを刺したのは信じられないことに手首だった。
「!?…何!?あの手!?!?」
『…ゾロ…！』
ゾロが崩れ落ちる手前にAは駆け寄ってゾロの体を支えた。
ｶﾞｼｯ!!
『……(血が…)』
ゾロは額をAの肩に預けた。
ｿﾞﾛ「ﾊｧｯﾊｧｯ…あいつが何かの能力者だとは聞いていたのに…油断した…！」
『……』
ドクドクと血が流れる横っ腹を手で抑えながらゾロは言った。
「バラバラの実」
『…！』
声がして振り返ればそこには先程斬られたはずのバギーが斬られたことなどないように復活していた。
ﾊﾞｷﾞｰ「それが俺の食った悪魔の実だ!!俺は斬っても斬れないバラバラ人間なのさ!!」
ニヤリと笑いながら両手に握られた複数の短剣はもう一度ゾロに向けられたのだった。
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えいみ(プロフ) - 続きを書いてもいいでしょうか？ (2022年8月20日 21時) (
レス) @page1 id: 3c67f62593 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しく思います。待ってます。 (2021年12月1日 10時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち. | 作成日時：2021年1月1日 0時
