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なにやら騒ぎが起こっているようで近くまで進んでいけば…


『…ルフィ…?』


ゾロ「ん?」


1つの大きな砲台がその前の檻に向けられていた。
そしてその檻の中に入っている人物こそ2人が探していた船長、ルフィだった。


ゾロ「何やってんだ…アイツは…」


呆れたように言うゾロにAは見つけたことに少しホッとしていた。しかし…


ジジジジ…


ゾロ「『…!』」


何かの音に2人はそちらを見るともう砲台の導火線に火がついていた。その瞬間2人は何も言わずに動き出した。


そしてその導火線をAが止めようとした瞬間だった。


ジュウゥゥッッ!!


「あつ…!!」


『…!』


一人のオレンジ髪の女の子がその導火線を握ったのだった。


ルフィ「お前…!!後ろッ…!」


「!?」


「もらったァッッ!!」


男たちが刀を振り上げて背を向けている女の子に襲いかかろうとした時だった。


バキバキバキィッッ…!!


ゾロ「女ひとりに何人がかりだ」


『…ルフィ。無事で良かった』


「!?」


ルフィ「A!!ゾロォ!!」


片手で男たちをのしているAとゾロが現れたのだった。


「ぞ…ゾロ!?」


ルフィの言葉に海賊狩りだと知った周りの海賊たちは引け腰になっている。


ゾロ「ケガは?」


しかしそんなことお構い無しでゾロは近くに座り込んでいたオレンジ髪の女の子に話しかけた。


「…!ええ…平気…」


驚きながらも女の子は頷いた。
するとそんな彼女の前にAはしゃがみこんだ。


ストン


「…!」


『…ルフィを助けてくれてありがとう』


普段滅多に表情を動かすことの無い彼女だが、その言葉と同時に珍しく彼女は少しだけ柔らかい表情をしたのだった。


「…!!(…この子は…?それにしてもなんて整った顔なの…。同じ人間とは思えないような…)」


しかし驚いている彼女を他所にAは立ち上がると檻の中のルフィを見返したのだった。


ゾロ「お前なぁ。何遊んでんだルフィ!鳥に食われたかと思えば今度は檻の中か。アホ!」


『…ルフィ出られそう?』


ルフィ「いやぁわりい悪ぃ!手も縛られててよォ。動けねぇんだ!」


3人がそんな会話をしていた時だった。


ザッ…


ゾロ「……」


『……』


何者かがゾロの横に並んだ。


「貴様ロロノア・ゾロに違いねぇな。おれの首でも取りに来たか?」


腕を組んでコートをはおる男。
この男がこの海賊団の船長、バギーだった。




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えいみ(プロフ) - 続きを書いてもいいでしょうか? (2022年8月20日 21時) (レス) @page1 id: 3c67f62593 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しく思います。待ってます。 (2021年12月1日 10時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月6日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はち. | 作成日時:2021年1月1日 0時

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