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××
そして彼ははっきりと言った。
ｿﾞﾛ「なにがなんでも生き延びて俺は俺のやりたい事を成し遂げる!!」
その言葉を聞いてルフィは笑って「ふーん」と言ったあと一旦この場を去ろうとした。
けれど…
ｿﾞﾛ「おいちょっと待て！…それ取ってくれねぇか？」
…と地面に落ちた砂利まみれになってしまったおにぎりを目で指してゾロが言ったことにより留まった。
ﾙﾌｨ「食うのかよこれ。もうおにぎりじゃなくて泥の塊だぞ？」
しかしそう言うルフィに構うことなく彼は泥のついたおにぎりをひとつ残らず食べた。
ｿﾞﾛ「……!!……!!」ﾊﾞﾘｯﾊﾞﾘｯﾓｸﾞｯ
そして…
ｿﾞﾛ「…あのガキに伝えといてくれねぇか…。〔うまかった。ごちそうさまでした〕…ってよ」
…そう、言ったのだった。
『…！』
ﾙﾌｨ「…！……はは」
その言葉を聞いてルフィは自然と笑みを浮かべる。
その横のAもいつもの無表情ながら雰囲気は柔らかかった。
.
.
.
そしてルフィ、A、コビーは1度街へ戻ってあの女の子に会いに来ていた。
「ほんと!?うれしいっ！」
そしてゾロの言葉を伝えると女の子には笑顔が戻りとても喜んでいた。
そんな女の子にAは静かに口を開く。
『…どうしてあの人は捕まっているの？』
…と。
すると女の子は少し怒ったように不満げに話してくれた。
ゾロが捕まった理由はヘルメッポが放し飼いにしていた狼を自分を守るために斬ったのだということを。
『(…だから狼は怖がられているの)』
話を聞いてAは狼に対する街の人の目に納得したようだった。
けれどそんな時…またしても気味の悪い笑い声が街から聞こえてきたのだった。
ﾍﾙﾒｯﾎﾟ「ひえっひえっひえっ。頭が高い！親父にゆうぞ！」
『……』
その笑い声を聞いた途端心底嫌、というふうにAはわかりやすく眉を寄せた。
しかし彼はそのあととんでもないことを口にするのだった。
ﾍﾙﾒｯﾎﾟ「ロロノア・ゾロみてぇに磔になりたいか!?3日後にはゾロのやつを公開処刑にする!!みせしめだ待ってろ!!」
その声にルフィとAの目がｷﾞﾗﾘと光った。
ﾙﾌｨ「1ヶ月の約束はどうしたんだ！」
ルフィがヘルメッポの前に立って言う。
するとヘルメッポは大笑いしながらこう言ったのだった。
ﾍﾙﾒｯﾎﾟ「そんな約束ギャグに決まってんだろ！それを本気にするやつもまた魔獣的に馬鹿だけどな!!」
…と。
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えいみ(プロフ) - 続きを書いてもいいでしょうか？ (2022年8月20日 21時) (
レス) @page1 id: 3c67f62593 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しく思います。待ってます。 (2021年12月1日 10時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち. | 作成日時：2021年1月1日 0時
