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××ｺﾋﾞｰside
僕は目の前にいる対して年の差はないであろう青年。ルフィさんの言葉に驚きを隠せなかった。
…なんて覚悟なんだろう。
彼を見ているとどうしても自分がちっぽけに見えて仕方がなかった。
そんな時、僕は海賊王になると言ったルフィさんを少し微笑んで見ているとても可愛らしい女性、Aさんに目を向けた。
すると僕の視線に気づいたのか彼女がこちらを向いた。
ｺﾋﾞｰ「…Aさんは…貴方も何かを得るために命をかけてこの海へ…？」
…気づいたら咄嗟に僕の口からはそんな言葉が出ていた。こんなことを言うつもりではなかったのに。けれどAさんはそんな僕の言葉に考えるようにして黙ってしまった。
…そしてしばらくした後…
『…わたしは…私たち種族の
彼女は真っ直ぐ僕の目を見てそう言った。種族。運命。彼女は何を背負っているのだろうか。種族とは？運命とは？…そんなこと聞けなかった。静かにそう答えてくれた彼女からは何かとてつもなく重いものが感じられたからだ。
…答えてくれた彼女に何か返事をしなくては…と考えていた時、彼女がもう一度口を開いた。
『…死ぬことはあまり、考えたことがない。けれど、私は…ルフィを…この人を生かすためなら迷わず命をかけられると思う。』
ｺﾋﾞｰ「…!!!!」
彼女は相変わらず綺麗な目で僕を見たままそう言った。その言葉には嘘がなくて、その言葉を言う彼女は数分、僕が見ていた中で1番
ｺﾋﾞｰ「…………!!(…この人たちはなんてすごいんだろう。圧倒されて言葉が出ない…、)」
.
.
.
ﾙﾌｨ「Aは絶対死なせねｪ!!だから死ぬとか言うな!!お前がいなくなったら俺は生きていけねｪ!!」
ルフィがAの肩を掴んでｶﾞｸｶﾞｸと強く揺さぶる。Aは揺られながら首を傾げる。
『…？ルフィも夢のためなら命をかけられると言った。私もあなたの為なら命をかけられる』
ﾙﾌｨ「俺はそうでも!!お前はだめだ!!」
『…わがまま。…じゃぁルフィは絶対に死なないで。ルフィが死にそうにならなければ私も死なない』
…ルフィの言葉に珍しく不貞腐れたような顔をするA。
ﾙﾌｨ「…！わかった!!」
『…約束』
ﾙﾌｨ「おう!!」
××
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えいみ(プロフ) - 続きを書いてもいいでしょうか？ (2022年8月20日 21時) (
レス) @page1 id: 3c67f62593 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しく思います。待ってます。 (2021年12月1日 10時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち. | 作成日時：2021年1月1日 0時
