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××noside
それからシャンクス達が出港する日となった。
ルフィは歯をかみ締めて下を向いている。ルフィの立つ床には涙のしみが出来ていた。
そんなルフィにシャンクスは自身のトレードマークの麦わら帽子を被せると、いつか絶対返しに来い、そう言った。
そしてそのそばに居るAもシャンクスが行ってしまうことに不安と悲しさを含んだ表情で見ていた。
シャンクスはそんなAを見ると頭を撫で優しく抱きしめた。
ｼｬﾝｸｽ「いつかきっとまた会える。それまで少しのお別れだ。…いいか？大きくなるまでは信頼する人以外には鬼だということを言うな。約束だ。あと飯はしっかり食べるんだぞ？」
『…うん。やくそく』
そしてAもシャンクスの言葉に頷いて抱き返した。
ｼｬﾝｸｽ「…ルフィ。Aを俺の代わりにしっかり守ってくれ」
ﾙﾌｨ「う”ん」
そしてまだ泣いているルフィにそう言ってルフィの返事を聞くと満足そうに頷いてシャンクスは今度こそ黒いマントを翻して船に乗って行ったのだった。
.
.
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それからはおじいちゃん(と呼んで欲しいガープ)の計らいにより新しい兄弟ができたり…
ｴｰｽ「誰だお前ら」
ﾙﾌｨ「おれルフィ!!」
『…A』
ｻﾎﾞ「へー！俺はサボ！よろしくな！」
ﾙﾌｨ「おう!!」
『……』ｺｸﾘ
ｴｰｽ「おいサボ！馴れ合うなよ!!」
山賊の家族(？)ができたりした。
ﾀﾞﾀﾞﾝ「あ!!A!!またお前、掃除をサボったな!?」
『…』ﾂｰﾝ
…賑やかな毎日が続いた。
ｴｰｽ「おい！今日はワニを取りに行くぞ!!」
ｻﾎﾞ「お！いいな!!」
ﾙﾌｨ「今夜はワニ飯だな！A！作ってくれ！」
『うん』
ｴｰｽ「へへ、Aのワニ飯美味かったもんな」
ｻﾎﾞ「な！それはそうと今日は食べられんなよ？ルフィ!!」
ﾙﾌｨ「おう！」
…そしてそうじゃない日もあった。
ｴｰｽ「…おい、A。俺が海賊王の息子。鬼の子だって言ったらどうする…」
『…海賊王。…鬼の子？…よくわからないけれどわたしも鬼の子だよ。…エースと同じなら嬉しい』
ｴｰｽ「…!!…そうか」
『…？エース、泣いてる？』
ｴｰｽ「…馬鹿。俺が泣くか！」
ｻﾎﾞ「…俺実は貴族の息子なんだ」
『…そう』
ｻﾎﾞ「…何とも思わねぇのか？」
『…どうして？サボはサボでしょう』
ｻﾎﾞ「!!…うん。…そっか。…ありがとな」
けれどどんな時も確かに幸せだった。
××
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えいみ(プロフ) - 続きを書いてもいいでしょうか？ (2022年8月20日 21時) (
レス) @page1 id: 3c67f62593 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しく思います。待ってます。 (2021年12月1日 10時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち. | 作成日時：2021年1月1日 0時
